元気で明るい吉野川市を目指して

子どもたちが生き生きと個性を伸ばせるまちづくり
安心して暮らせる、安全に暮らせるまちづくり
美しく活気あるまちづくり

委員会質問:適応指導教室について

カテゴリ : 
マイブログ
執筆 : 
admin 2021-3-17 20:50
質 問
令和3年度一般会計当初予算 10款教育費 1項 教育総務費
 2目事務局費の内の〇教育研究所費 1,002千円についてですが、
この予算に含まれている、適応指導教室「つつじ学級」について、
質問いたします。
まず、川島町の交流センター内にある「つつじ学級」の現在の
利用者状況をお伺いします。
つつじ学級の利用時間、また現在の通級人数は、利用者の学年
と住所、過去3年間の利用者数を教えて下さい。

〇答弁:学校教育課長
「適応指導教室「つつじ学級」の利用時間,また,現在の通級
人数は,利用者の学年と住んでる地区ならびに最近の3年間の
利用者数は」とのご質問にご答弁申しあげます。

 本市適応指導教室「つつじ学級」は,祝祭日,年末年始その
他都合により閉室する場合をのぞき,月から金曜日の9時から
15時開室しております。
また夏季・冬季休業日にも開室日設けております。
 午後から通室するなど,個々の心身の状況等に応じて通室し
,個別学習や体育活動,体験活動等に取り組んでおります。
 今年度の在籍数は,3月15日現在,鴨島地区から7名,
川島地区から2名,山川地区から2名の計11名で,小学生
が【2年(1)・3年(2)・6年(1)】の計4名,中学
生が【1年(1)・2年(4)・3年(2)】の計7名と
なっております。

 過去3年間の在籍数でございますが,平成29年度が8名,
平成30年度は9名,最後に令和元年度は,7名となって
おります。
 以上でございます。

〇再 問
ありがとうございました
それでは、現在市内の、小・中学校で不登校となっている
児童・生徒は何人ぐらいいるのか、学年別で教えて下さい。
また過去3年間の不登校児童・生徒数もお願いいたします。

〇答弁:浅山学校教育課長
「現在市内の小中学校で不登校となっている児童生徒は
学年別で何人か」ならびに「過去3年間の人数の増減は」
とのご質問にご答弁申しあげます。

 本市において令和2年4月1日から同年12月31日
までの間に,不登校が理由で連続または断続的に30日
以上欠席している児童生徒数の調査結果によりますと,
本市は,小学生が9名,中学生が26名,計35名と
いう結果であります。
 詳細申しあげますと,小学生は,1年生1名,2年生
1名,3年生3名,4年生3名,5年生1名,6年生なし
となっております。中学生は,1年生4名,2年生14名,
3年生8名となっております。 
また,人口比もあり,鴨島地区の児童生徒が半数以上
となっております。 

 つづいて過去3年間の不登校児童生徒の推移について
申しあげます。
平成29年度は,小学生5名,中学生19名 計24名,
平成30年度は,小学生13名,中学生16名,計29名
,令和元年度は,小学生12名,中学生26名,計38名
となっております。

 以上でございます。

〇要 望
ありがとうございました。
本市の不登校の児童・生徒は平成29年度24名、平成
30年度29名、令和元年度38名と、年を追うごとに
増加していることがよくわかりました。
また、人口比率もあるが、鴨島地区の児童生徒が過半数
を超える人数だとの事です。
年代別では、思春期に入る年代の中学生、特に2年生に
不登校が多いとの事ですが、何気ない友人との言葉の行
き違いや、ちょっとした感情のすれ違いから、学校
に行くのがためらわれ、不登校に結びつくケースが多い
と思われます。
「つつじ学級」を利用して、徐々に学習意欲を取り戻し
、復学に結び付けられるのが良いと思いますが、「つつ
じ学級」は市の中央部の川島町に位置しているので、
公共交通機関を利用しての通級が難しく、利用したくて
も出来ない児童・生徒も多いと思います。鴨島町の保護
者からも仕事の関係から、平日の昼間の送迎は難しいと
の意見をうかがっております。
本市の財政事情が厳しいことは承知しておりますが、
未来を担う子供たちが学校に行けなくて悩んでいる現状
をしっかりと認識して、教育長や副市長にこれを打破して
頂きたいと思います。
川島町だけでなく、毎年増加する不登校の児童・生徒数
の多い鴨島町にも「適応指導教室」を設置し、不登校の
子供たちが1日でも早く元気に学校に通えることが
出来るように、検討していただくよう強く要望して、
質問を終わります。
ありがとうございました。

事務所のご案内

  • tel : 0883-24-8660
  • fax : 0883-26-0588