令和3年6月議会 文教厚生常任委員会
健康福祉部関係質問
新型コロナウィルス感染症も最近は少し沈静化しているよう
ですが、まだまだ油断はできません。徳島県での感染者は昨日
現在で1653名、その内10歳未満の子ども36名の感染を
確認しています。
感染症対策として、手洗い・消毒・うがい・マスク着用などは
しばらく続けなければならないと思います。
ところで、最近、RSウィルスが流行っていると聞きましたが、
本市での状況はどうでしょうか? 出来ましたら、施設別、年齢
別に教えていただきたいと思います。
〇答弁:子育て支援課長
「RSウィルス感染症」とは、「RSウィルス」による呼吸器感
染症で、1歳までに50%から70%以上、2歳までにほぼすべて
の乳幼児が少なくとも1度は感染すると言われています。
生涯にわたり感染を繰り返し、幼児期において、再感染での発症
はよくみられ、その多くは軽い症状ですが、中には重い肺炎を引き
起こすこともあります。
また、年長児や成人はRSウィルス感染症であると気づいていない
場合が多く存在します。
全国的に、例年は冬期に流行が見られていましたが、近年は7月頃
から報告数が増加傾向でした。
ただし令和2年度は1年を通して例年を下回り大きな流行がありま
せんでした。新型コロナウィルス感染症予防の影響とみられています。
しかし一転、今年度は例年より2ケ月ほど早く増加に転じ、5月頃
から全国的にも急増しています。これは、通常であれば免疫を獲得し
ていた年齢の子どもの多くが免疫を持っていないことが要因として考
えられています。
本市の認定こども園等の感染状況でございますが、医師により明確に
RSウィルス感染症と診断された園児につきましては、6月に入ってか
ら3園で感染が発生しており、6月23日までで、
・川島こども園で、0歳児6名、1歳児19名、2歳児19名、3歳児
30名の計74名、高越こども園で、0歳児1名、1歳児8名、2歳児
13名の計22名、山瀬かもめこども園で1歳児1名が発症している状
況でございます。
〇再 問
ありがとうございました。
川島こども園で74名、高越こども園で22名、山瀬かもめこども園
で1名がRSウィルスを発症しているとのことです。
RSウィルス感染症もコロナウィルスと同じように、接触感染・飛沫
感染によって感染するといわれています。
現在では、新型コロナウィルス感染症感染防止のために、十分な予防
処置を行っていると思いますが、感染の原因は何でしょうか?また過去
3年間の感染状況について教えていただきたいと思います。
〇答弁:子育て支援課長
RSウィルスの感染症の感染経路は、接触感染と飛沫感染によります。
発症の中心は主に0歳児と1歳児です。
保育現場において、接触感染につきましては、新型コロナウィルス感
染症の予防対策として、日常的に触れるおもちゃや身の回りのものは、
こまめにアルコール等で消毒したり、手洗いに日々配慮をしておるとこ
ろでございます。
ただし、飛沫感染につきましては、先ほども述べましたが、再感染以
降は風邪の様な症状や気管支炎症状のみであることから、RSウィルス
感染症であると気づかれていない年長児や成人からの感染も考えられま
す。
厚生労働省などの見解においても、2歳児未満のマスク着用は推奨
されていませんので、感染はしやすい状況であると考えます。
次に、過去3年間の感染状況でございますが、市内の認定こども園
等につきましては、平成30年度では合計53件、令和元年度57件、
令和2年度1件でございます。
また、徳島県が公表しております感染症発生動向調査がございます。
これは、指定された医療機関での対象の把握数となりますが、
平成30年度は県下で1,684人、吉野川保健所管轄247人、令和
元年度は県下で1,862人吉野川保健所管轄258人、令和2年度
は県下で2人、今年は、6月13日までで県下で62人と公表され
て、5月中旬頃から感染が増加しています。
RSウィルス感染症の感染拡大は全国的な傾向とはいえ、今後、感染
予防として、園ではより一層のアルコール消毒や手洗いの徹底に努め
るとともに、ご家庭への協力も呼びかけ、咳などの呼吸器症状を認め
る年長児や成人は、マスクを着用して0歳児や1歳児に接したり、
子どもの体調が優れない時は可能であれば、ご家庭での保育をお願い
したり、早めの医療機関受診をお願いしていきたいと考えます。
そして、感染症対策の徹底を図りながら、保育教育の継続的実施に
努めてまいります。
〇要 望
ありがとうございました。
毎年、この時期になると様々な感染症が流行り始めます。
「手足口病」「プール熱」「ヘルパンギーナ」などが保育所やこども
園などの集団生活において感染しやすくなりますので、保育師さんを
始め職員の方々に、こども達の健康を守るために、よりきめ細やかな
対応をしていただくことをお願いして質問を終えたいと思います。
ありがとうございました。
健康福祉部関係質問
新型コロナウィルス感染症も最近は少し沈静化しているよう
ですが、まだまだ油断はできません。徳島県での感染者は昨日
現在で1653名、その内10歳未満の子ども36名の感染を
確認しています。
感染症対策として、手洗い・消毒・うがい・マスク着用などは
しばらく続けなければならないと思います。
ところで、最近、RSウィルスが流行っていると聞きましたが、
本市での状況はどうでしょうか? 出来ましたら、施設別、年齢
別に教えていただきたいと思います。
〇答弁:子育て支援課長
「RSウィルス感染症」とは、「RSウィルス」による呼吸器感
染症で、1歳までに50%から70%以上、2歳までにほぼすべて
の乳幼児が少なくとも1度は感染すると言われています。
生涯にわたり感染を繰り返し、幼児期において、再感染での発症
はよくみられ、その多くは軽い症状ですが、中には重い肺炎を引き
起こすこともあります。
また、年長児や成人はRSウィルス感染症であると気づいていない
場合が多く存在します。
全国的に、例年は冬期に流行が見られていましたが、近年は7月頃
から報告数が増加傾向でした。
ただし令和2年度は1年を通して例年を下回り大きな流行がありま
せんでした。新型コロナウィルス感染症予防の影響とみられています。
しかし一転、今年度は例年より2ケ月ほど早く増加に転じ、5月頃
から全国的にも急増しています。これは、通常であれば免疫を獲得し
ていた年齢の子どもの多くが免疫を持っていないことが要因として考
えられています。
本市の認定こども園等の感染状況でございますが、医師により明確に
RSウィルス感染症と診断された園児につきましては、6月に入ってか
ら3園で感染が発生しており、6月23日までで、
・川島こども園で、0歳児6名、1歳児19名、2歳児19名、3歳児
30名の計74名、高越こども園で、0歳児1名、1歳児8名、2歳児
13名の計22名、山瀬かもめこども園で1歳児1名が発症している状
況でございます。
〇再 問
ありがとうございました。
川島こども園で74名、高越こども園で22名、山瀬かもめこども園
で1名がRSウィルスを発症しているとのことです。
RSウィルス感染症もコロナウィルスと同じように、接触感染・飛沫
感染によって感染するといわれています。
現在では、新型コロナウィルス感染症感染防止のために、十分な予防
処置を行っていると思いますが、感染の原因は何でしょうか?また過去
3年間の感染状況について教えていただきたいと思います。
〇答弁:子育て支援課長
RSウィルスの感染症の感染経路は、接触感染と飛沫感染によります。
発症の中心は主に0歳児と1歳児です。
保育現場において、接触感染につきましては、新型コロナウィルス感
染症の予防対策として、日常的に触れるおもちゃや身の回りのものは、
こまめにアルコール等で消毒したり、手洗いに日々配慮をしておるとこ
ろでございます。
ただし、飛沫感染につきましては、先ほども述べましたが、再感染以
降は風邪の様な症状や気管支炎症状のみであることから、RSウィルス
感染症であると気づかれていない年長児や成人からの感染も考えられま
す。
厚生労働省などの見解においても、2歳児未満のマスク着用は推奨
されていませんので、感染はしやすい状況であると考えます。
次に、過去3年間の感染状況でございますが、市内の認定こども園
等につきましては、平成30年度では合計53件、令和元年度57件、
令和2年度1件でございます。
また、徳島県が公表しております感染症発生動向調査がございます。
これは、指定された医療機関での対象の把握数となりますが、
平成30年度は県下で1,684人、吉野川保健所管轄247人、令和
元年度は県下で1,862人吉野川保健所管轄258人、令和2年度
は県下で2人、今年は、6月13日までで県下で62人と公表され
て、5月中旬頃から感染が増加しています。
RSウィルス感染症の感染拡大は全国的な傾向とはいえ、今後、感染
予防として、園ではより一層のアルコール消毒や手洗いの徹底に努め
るとともに、ご家庭への協力も呼びかけ、咳などの呼吸器症状を認め
る年長児や成人は、マスクを着用して0歳児や1歳児に接したり、
子どもの体調が優れない時は可能であれば、ご家庭での保育をお願い
したり、早めの医療機関受診をお願いしていきたいと考えます。
そして、感染症対策の徹底を図りながら、保育教育の継続的実施に
努めてまいります。
〇要 望
ありがとうございました。
毎年、この時期になると様々な感染症が流行り始めます。
「手足口病」「プール熱」「ヘルパンギーナ」などが保育所やこども
園などの集団生活において感染しやすくなりますので、保育師さんを
始め職員の方々に、こども達の健康を守るために、よりきめ細やかな
対応をしていただくことをお願いして質問を終えたいと思います。
ありがとうございました。
今後の予定
- 11月27日 俳句の会
- 11月29日 バレーボール練習
- 11月30日 近畿至誠会
- 12月1日 NPO法人江川エコフレンド定期清掃作業
- 12月1日 鴨島地区人権フェスティバル
他 96 件