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薫風会の視察研修でした

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admin 2010-8-31 19:53
所属する会派「薫風会」が、富山県・石川県の視察研修に行きました。
今回の視察研修での報告書担当となりましたので、掲載いたします。
なお、改行・段落等がうまく調整できませんでしたので、少し読み難い
かも知れませんが、ご容赦下さい。

視 察 研 修 報 告 書

先に実施した視察研修概要について、下記の通り報告いたします。

1.期 日
平成22年8月23日(月)から25日(水)

2.視察先
   富山県氷見市
   富山県小矢部市
   石川県かほく市

3.視察内容
    きときと食文化氷見ブランド推進について
    ベンチャースペース氷見(氷見市小規模企業団地)について
    おやべ環境保全対策プロジェクトについて
    おやべ地域産業活性化プロジェクトについて
    かほく市若者マイホーム取得奨励金について
    かほく市賑わい創出プロジェクトについて

4.参加者 11名(下記の通り)
   桑原五男、玉水好夫、山下 智、近久善博、工藤俊夫、塩田吉男
   福岡 正、河野利英、枝澤幹太、岸田益雄、田村修司

5.概要
   行政調査日程および調査内容は、別紙資料添付の通り。

ベンチャースペース氷見(氷見市小規模企業団地)について
きときと食文化氷見ブランド推進について


1.日 時  平成22年8月24日午前9時30分より
2.視察地説明者
        氷見市産業部商工観光課          主任 蔵田 喜之
        同上きときと食文化・氷見ブランド推進班  班長 薮田 栄治
        氷見市議会事務局            副主幹 尾矢 英一
        挨拶   氷見市議会           議長 地家 太一
     
3.説明内容
 1.ベンチャースペース氷見
 事業目的・概要
 氷見市小規模企業団地(ベンチャースペース氷見)は安い賃借料で事業スペースを提供することにより、創業等に必要な初期投資の軽減を図り、意欲や技術は十分にあるが、資金や信用力に乏しい創業希望者を支援することを目的として、平成13年12月に市内上田地内で工場棟9棟、事務所棟4棟、研修室1戸を整備した。
県内では、富山市・栃波市に続き3番目のベンチャー育成団地になっている。
 その後、希望者が増えたため平成17年12月に工場棟3棟を増築し、現在は工場棟12棟になっている。8月1日現在では空きがない。
 月額使用料は、工場棟(約165?)で6.2万円〔最初の5年間は5万円〕、事務所棟(69?)で4.9万円〔最初の5年間は4万円〕である。

 事業実施の効果
 新規創業や新分野への進出を目指す中小企業のやる気を引き出すことで、中小企業等の後押しが出来たのではないかと認識している。
 これまで4社がこの施設を巣立ち、市内で活躍している。
また、平成15年からは県内のインキュベーション施設と共同で設置したインキュベーションマネージャー(IM)が、県内施設を巡回し、入居企業の経営診断や、経営に関する情報の提供を行なっている。
※ インキュベーション→新規に事業を起こすことを支援すること
※ IM(インキュベーションマネージャー)→新規に事業をはじめようとする経験の少ない企業家へ事業の知識、ノウハウ、経営資源など、不足するものを幅広く速やかに補い、事業の達成へ導く人。

  自治体の負担について
   最初の平成13年度事業費に5億900万円、土地の取得価格に1億9400万円
   財源(起債:地域総合整備事業債 充当率90%、交付税措置54%)
   平成17年度に工場棟3棟を建増しした時に8500万円(地域活性化事業債を活用 充当率75%、交付税措置30%)
   年度償還額
・ 平成13年度事業(?28年度まで) 42,577千円
・ 平成17年度事業(?29年度まで)  7,084千円
ランニングコストは年間約90万円かかっている
使用料は年間約1000万円弱を見込んでいる。

 今後の課題
昨今の景気の急速な悪化に伴う取引先からの受注減少などにより、事業の縮小を余儀なくされるなど、入居企業に与える悪影響も深刻な状況となっています。
入居企業同士の情報の共有や、IMなどへの相談などで今後の発展を望む。
   原則5年間の入居期間に拘らず、速やかな巣立ちの日を迎えることを期待する。

  その他、新たな雇用創出に向けた取組
・ 地域提案型雇用創造促進事業
平成17年度から平成19年度まで、厚生労働省の地域提案型雇用創造促進事業に取り組み、観光事業における地域人材の資質向上を図るとともに園芸関係の専門的な技術者を育成しました。
・ ビジネス交流交換会
平成20年度から隣接する高岡市、小矢部市と合同で名古屋において開催。
・ 同意雇用開発促進地域
平成22年5月より、ハローワーク氷見が地域雇用開発促進法に基づく「同意雇用開発促進地域」に指定されました。指定期間は3年間。
・ 雇用創出基金事業の実施
現下の厳しい雇用情勢を踏まえ、緊急の取組みとして、国の交付金を活用して「ふるさと雇用再生特別基金事業」及び「緊急雇用創出事業」を20年度から実施。
○ふるさと雇用再生特別基金事業
      事業費  93,400千円 新規雇用  38名
○緊急雇用創出事業
      事業費 144,700千円 新規雇用 168名
    
  質疑応答
   Q.4社の企業が巣立ったというが、雇用人数は分かりますか?
   A.各社5人程度規模から雇用人数が増えて、手狭になって巣立っていった。

   Q.企業の業種を教えて下さい
   A.プラスチック加工、ニット製品製造、金型製造、自動車部品開発などです。

   Q.企業は地元の企業か?
   A.ほとんど地元の企業である。家の倉庫で行なっていた事業を行なったり、新規の事業を開業したりである。

   Q.収益性の高い業種は
   A.プラスチック加工工場が多い、市内業者との取引契約が多い。
    隣接の工業団地との取引が多いので、輸送・物流コストがかからない。

   Q.建物の面積の希望や、建物が破損した時の修繕費用は?
   A.建物は市の所有物なので構造的な欠陥は市が修繕するが、入居者原因の場合は入居者が修繕、退所の場合は入居時の現状回復が条件。

   Q.5年間と期限を決めているが、期間延長は考えてるのか?
   A.平成13年からの入居なので、2回目の更新を控えている。
    いつまで更新するのかは検討中、入居者にアンケートを実施中である。
    余り更新を続けると、創業したい人が入居できないので弱る。

   Q.空きを待っている人がいるのか?
   A.問い合わせはたまにある。

Q.今後増設の予定は?
   A.現在のところ、予定はない

Q.再契約時の値上げとかは、検討しているのか・
   A.値上げも検討課題になっている。

Q.入居時の審査・判断は?
   A.産業部部長までの審査で決定している。
    当初は、外部審査もあったが、現在は行なっていない。


2.きときと食文化氷見ブランド推進について
 事業目的・概要
 「各班」は市役所内にいくつもあり、各課を横断して構成されている。
 氷見市は平成16年に総合計画の中で「新しいまちづくり」を目指して5つの柱を作った。その中の一つに「きときと食文化」への取組があった。それを推進するために「きときと食文化・氷見ブランド推進班」が作られた。班員は10名程度である。
 市長が21世紀は「食と環境の世紀」であると提言し、平成20年12月に「きときと氷見食のまちづくり条例」を制定した。食育や地産地消、食を媒体とした交流人口の増加などを進める方向性を示した条例である。
推進目標は「守り伝えよう きときと氷見の萬葉の幸 氷見やから食は安心」 
基本方向は、産業の振興・交流の拡大・人材の育成

 基本施策と事業例
○生産の高度化(生産環境の整備)
  農産品・魚介類・その他(氷見うどん生産環境の整備)
○食のレベルアップ(加工技術の向上)
 加工品等・料理提供・情報発信(首都圏での有名料理人による食のフェアの実施)
○もてなしの仕組みづくり(観光交流推進)
 施設 設備・制度 ソフト・イベント等(きときとまつりの実施)
○流通の確保 販売の推進(流通 販売促進)
 施設 設備・仕組みづくり・広報 啓発(ホームページでの情報発信)
○食の安心・安全の確保(地産地消・安全確保)
 施設 設備・組織 制度など・情報提供(食材マップ・旬の食材カレンダーの作成)
○食育推進、食文化伝・発信(食育・健康推進)
 施設 設備・組織 制度など・広報 啓発(万葉をしるイベント、講座の開催)

氷見では定置網が盛んだが、定置網の良さを全世界にPRしたい。定置網サミットを開催したり、定置網を中心とした漁業振興と観光振興を目指している。
毎年、色々なイベントを計画しながら

 食育について
   条例の中の基本理念に「家庭、学校、保育所、地域その他の社会のあらゆる分野において食の体験が妨げられることなく食育が推進されることが図られるよう行なわれなければならない」と、うたわれているように、食育を非常に大事にしている。
  農林水産省の平成20・21年度に食育モデル先進地指定されている。
   平成15年に「きときと氷見地産地消推進協議会」という協議会を、JA、観光協会、漁協、商工会議所、学校、役所などが参加し、食育を推進しようと組織した。
その中で、食育サポートスタッフ(50名のボランティアスタッフ)が子供達に食育(子供達のお料理教室での指導や講演会)を行なう。
子どもたちが自分で料理することによって地産地消や地元の食材について興味を示す。幼稚園児でも魚を捌く、手のひらで豆腐を切る事が出来る。
子どもたちにも理解出来るような、ガイドブック「きときと氷見食育ワークブック」を作成している。食育マイレージを利用した子どもたちへの食育指導。料理も地元の伝統料理や、地元の食材を使った料理を中心に構成されている。
子供達の参加は強制はしていないが、昨年では90%程度の参加者があった。

 地産地消モデルタウン事業(農林水産省)
 「創作工房ひみ」(農産物処理加工500?・交流体験施設300?)を建設し、食文化の伝承や食育推進の場として利用している。JAが事業主体で運営
  クッキングサロン(調理実習室)では、移動式調理台が12台あり、同時に70人程度が実習出来る。「きときとお料理道場」を実施している。
  建設には2億円かかったが、農林水産省が1億円負担。
地元の農産物を中心にパン加工、漬物、そう菜などを独創的につくり商品開発を推進。グリーンツーリズム等にも利用。
氷見三昧(料理屋の組合)という組織もあって、日々研鑽している。
  推進班の活動
魚屋さんが耕作放棄地を利用して葡萄作りを始めた、地主との交渉や、葡萄作りのノウハウの中立を推進班が行なった。今年初めてワインが出来た。 
年商60億円位の大きな魚問屋があるが、氷見の魚をPRするのは漁業や魚の加工だけではなく、氷見の味を考えた多目的な事業を行なわなければならない。葡萄畑の肥料も魚のアラや残渣を使っている。魚で(海で)出来た葡萄を提案している。
農工商連携の事業として、実施している。葡萄畑の面積は29haで、当初4000本、現在は6000本の葡萄が植わっている。

市民の反応は
 あらゆる機会を通じて市民に呼びかけて実施しているので、市民の反応は良い。
徐々に自分たちの地域で作っている、地元の食材に自信を持ち始めた。
 多くのメディアが取り上げた事が、良い方向に連鎖している。

問題点と今後の課題は
 交流人口がなかなか伸びない。交流人口200万人が目標(現在は約170万人)
 最近の景気悪化で宿泊客が減少している。宿泊施設も、不景気や後継者不足で減少している。現在で60弱の軒数である。新しいホテルも建設はされているが・・。
 氷見らしい家族的な民宿が段々少なくなっている。
 漁具の倉庫(番屋)などを利用して、食を提供する場が出来ないか協議中である。
 
氷見のハトムギ振興について
 氷見では湿田が多いので、大豆などには不向き、ハトムギには最適の地質である。
 水田の転作品目としてハトムギを作り始め、平成16年に最重点振興作物に指定。
 平成18年ペットボトル“氷見ハトムギ”を開発、販売開始「農商工連携」活動
 最初は15万本販売、(1本100円で売れると、5円が氷見市に入る→このお金は全国ハンドボール大会運営費に使う)、ところが21年度には200万本販売し、1000万円が市に入った(ハンドボール大会の運営費とその他のスポーツ振興費用と食育の推進費用に使用した)
栽培面積も、当初3.5haだったが現在は約100haになっている
ハトムギの買上価格は国産で普通1kg250円が相場だが、氷見の農家に限って1kg700円でJAが地元の農業振興のため買い上げている。
生産量も当初の4.5tから現在は125tに増産されている。
さらに、金沢大学やJAと連携してハトムギの新製品の開発を行っている。
今年6月には、新製品の「透白美人」を「JAアグリひみ」が開発・販売した。
さらに、今後は大手飲料メーカー「ポッカ」の販売ルートで販売予定です。

質疑応答
Q.ハトムギ茶は抗がん作用があるとして利用されているが、ティーパックの売上も市に利益を与えるのか。
A.残念ながら、ティーパックは、売上にならない。

Q.子どものためにと食育を行っているようだが、学校給食は?
A.毎月13日は「氷見の日」として、氷見産の食材を使用して地産地消を行なっている。給食後に、給食集会を行なっている。
毎日地産地消を行なえれば良いが、ネギとか米は年中あるが、他の食材を給食に合わせての生産調整が、現在の状態では難しい(サイズを合わせるのも難しい)
週5回ある給食のうち、週3回の米飯は氷見産のコメを使用している。

Q.食育マイレージで健康管理も十分に出来ると思うが、徳島県では残念ながら、糖尿病患者日本一です。富山県・氷見市の市民の健康状態は?
A.もともと、漁師町なので、お酒は良く飲まれる。氷見市では民営の市民病院がある公設民営の市民病院を金沢大学にお願いして経営している。

Q.ハトムギの種子を購入して、徳島で生産出来るか・
A.そのまま蒔いたのでは、十分に出来ないと思う。
 種子の種類も多いし、気候・環境も違うので同じようには出来ないと思う。
 日本全体のハトムギの種子管理を、氷見のJAが行なっている。

Q.ハトムギ茶はJAが販売しているが、エキスいりは?
A.「まちづくり氷見」が楽天で販売している。
   氷見三昧で「氷見カレー」や「氷見うどん」など、同業者達が市内で競い合い町おこしを実施している。カレーでは、ナメール、トロイカなどが美味しい。
 
3.所感
 (岸田益雄議員)
   氷見市におけるベンチャースペース(小規模企業団地)事業においては、インキュベーション事業として昭和61年に富山市で第1号が実施され、平成10年頃のニュービジネスのブームに乗って富山県内でも急激に増え始めたものである。徳島においてはSOHOなどソフト事業を支援する「ニュービジネス協議会」などがあるが、氷見市の場合は製造業や加工業を中心とした第一次産業などの企業支援であった。
   まだ、5年契約の1回目の更新が終わったばかりということで、今後の運営方針がまだ未決定という事で、今後の取り組みに期待したい。
   きときと食文化氷見ブランド推進事業については、地元の人間の地元を愛する気持ちが言葉の端々に感じられる、熱い市職員(薮田班長)の気持ちが伝わった。
   どこに行っても地元を守り市民を思う市職員はいる、そんな職員が担当する事業は多くの市民の支持を受け、年々発展しているように感じられるのは私だけだろうか。
   地域的にも、日本海と能登の自然に恵まれて、豊富な食材を活用した素晴らしいプロジェクトを展開している。また現状で満足せず、次々とアイディアを出して、企画・運営し商品開発や、多々のイベントを展開するバイタリティには敬服した。
   吉野川市でも、もう一度足元を見つめなおして、地元の再発見を行い将来の発展に結び付けられるものを、見つけ出したいものです。

氷見市の概要
 氷見市(ひみし)は、富山県の西北、能登半島の東側付け根部分に位置している。
 日本海側有数の氷見漁港を有し、四季を通じて多種の魚が水揚げされる、初夏の「鮪」
 冬の「寒ぶり」「氷見イワシ」は有名である。
 
◎ 位  置  東経136度59分 北緯36度51分
◎ 面  積  230.47k?(東西18km、南北21km 海岸線19km)
◎ 人  口  約55,000人
◎ 世  帯  約17,000世帯
◎ 主な産業  農業、漁業




おやべ環境保全対策プロジェクトについて
おやべ地域産業活性化プロジェクトについて

1.日時 平成22年8月24日午後2時より
2.視察先説明者
小矢部市民生部生活環境課 課長補佐 唐嶋  宏
同上 企画室企業立地推進課 主事 中川 利昭
   同上      議会事務局 局長 中嶋 幹博
同上      議会事務局 主査 野澤 正幸
挨拶     小矢部市議会 議長 沼田 信良

3.説明内容
○おやべ環境保全対策プロジェクトについて  
  この事業は、「頑張る地方応援プログラム」の中で小矢部市がメニューの一つとして選択した、環境保全プロジェクトである。
 ・高効率給湯器設置費補助金
地球環境保全対策として従来の機器より環境にやさしい、エコキュート、エコウィル、エコジョーズなどの設置を促すために、補助金を交付して地球環境保全の意識を高めて温暖化防止や省エネルギーを推進する
エコキュート・エコウィルの補助金は15,000円、エコジョーズは8,000円
  対象者は市内に居住する人、市税に滞納がない人、平成19年4月以降に設置した人
・遮熱性塗装等施行費補助事業
住宅の屋根又は窓ガラスに塗装又は貼り付けすることにより室内温度の上昇を抑える。
施行費用は、5?の窓に塗装を施工した場合は7万円程度必要である。
  補助金は?当たり2,000円で限度額2万円、屋根・窓とも施工した場合は4万円  
 ・住宅用太陽光発電システム設置費補助金
 最大出力2kw以上のものの設置に対して、1件につき50,000円の補助金
来年以降は、無くなる可能性がある。

実績としては、エコキュートは年々増加しているが、エコジョーズは少なく
エコウィルは設置実績が無い。
平成21年度エコキュート154件、エコジョーズ1件、エコウィル0件である。
遮熱性塗装等施行費補助事業は21年度に4件申請があったが、22年度はまだ無い
太陽光発電は22年度(4?7月)に5件申請があった。

高効率給湯器設置費補助金事業は平成18年より始めた。
富山県内では富山市などが、単発的に補助金を出している。
遮熱性塗装等施行費補助事業については、21年4月から実施を始めた。
国の地域グリーンニューデール政策で庁舎の一部を塗装した。
庁舎の1階の照明もLED照明を採用した。
道の駅やクロスランドおやべ、埴生に貸出用の電動自転車を設置している。
質疑応答
Q.遮熱性塗装は水性か油性か、また耐用年数は
A.よく解らない。色は無色透明に近い。

Q.熱を遮断するので水生ではないか、水性の方が油性よりは強度がある。
A.塗った場所はあまり触らないようにと、説明されている。

Q.対象者が市税に滞納が無いこととあるが、その他の公共料金の滞納がある場合は
A.交付申請時にチェックする。申請者に同意書の提出を求める

Q.遮断性塗装は屋根に施工した例もあるのか?
A.すべて窓である。西日が当たる窓とかの部分的な施工が多い。

Q.庁舎にも部分的に施行したそうだが
A.施行後は、紫外線がカットされている。カーテンなどの色あせが無くなる。
   夜間に虫が寄ってこないといわれている。

Q.エコキュートの普及は進んでいるようだが、広報などは行なっているのか
A.ホームページや広報誌で広報を行っている

Q.設置は新築時か、又は改築時に設置か
A.現在は新築時より、改築時の設置が多い

○おやべ地域産業活性化プロジェクトについて
小矢部地域立地推進について
   企画室企業立地推進課は平成21年度に市長直属部局の企画室となった
  市長自らのトップセールスを行い、積極的な企業誘致を行なっている。
「頑張る地方応援プログラム」の中に「おやべ地域産業活性化プロジェクト」があって、その中のメニューの企業立地の助成制度を利用した。

 小矢部市企業立地支援制度
企業立地助成事業
土地、建物、生産設備の投資に対して助成(投資額1億円以上)県企業立地奨励事業
 助成額:土地・建物、設備の投資額の5%(県5%・市5%の最大10%)
 限度額:2億円
環境整備補助事業
工場の環境整備に対する補助金
産業廃棄物処理施設、緑地帯、除雪機機械などの経費の25%を補助
平成22年度からは、太陽光パネル設置やLED街灯の経費も対象にした。
新規雇用の促進に対する助成事業
市内居住の方で、新規雇用した場合(10人以上)1人当たり20万円を助成
優遇税制処置の概要
固定資産税(土地・建物・構築物)を3年間課税免除
業種はIT、医薬品などの業種で、土地・建物・構築物の投資額が2億円以上

3年間の、補助事業の実績は
平成19年度、企業立地2500万円環境整備280万円雇用奨励200万円 計3000万円
平成20年度、  〃 2700万円 〃     0円  〃  20万円 計2700万円
平成21年度、  〃 4500万円 〃   35万円  〃    0円 計4500万円
 
小矢部フロンティアパークについて(産業団地)
企業進出実績は、平成19年度は0件、平成20年度は1件、平成21年度は0件だ が、21区画中、10区画が分譲済みである。
中小企業基盤整備機構が平成15年から分譲開始している。進出企業は7社あるが、6社が県外企業で、3社は東海地方である東海北陸道の開通による影響と思われる。

中小企業基盤整備機構が100万円、県と市が各80万円の合計260万円に費用で企業誘致活動をしている。
又、氷見市・高岡市・小矢部市の3市合同でも誘致活動をおこなっている。

小矢部市国際規格等認証取得促進事業補助金
 ISO等の取得を推進し、対象経費の1/2以内で、最大50万円の補助金

小矢部市販路拡大支援事業補助金
  販路の拡大を目的として、市外の見本市への出展した場合、対象経費の1/2以内で
  限度額は30万円である。

質疑応答
Q.企業立地推進課の人員は
A.課長と私と兼務の女性職員の2.5名で運営している

Q.各企業にアンケートを出しているが、回数は?
A.年に2・3回実施している

Q.販路拡大事業を行なっているが成果は?
A.4月から実施しているが、2件の申し込みがあった
   年1回の実施、平成27年までの5年間の期限立法である

Q.企業立地助成事業は毎年1億円の予算を組んでいるが、市の財政状況が良いのか?
A.企業が進出して操業開始後1年間の猶予期間があるので、投資額の5%と決まってあるので予算化しやすい。
  企業が進出して土地に建物を建てて、操業開始時での申請となる。
Q.運用面での柔軟性は・
A.雇用促進事業では中小企業に関して、新規雇用者が5名以上ならOKとしている。

Q.販路拡大で、市外の見本市に出展する場合の対応は誰が?
A.私か課長が対応している。出張旅費は発生する。

Q.市外の場合の時間外の営業は、超過勤務は無いのか?
A.勤務時間外の対応は無い。

Q.小矢部市の産業団地には10件ほど埋まっているが、上下水道や電気設備は
A.一応完備している

Q.リースはあるのか
A.20年の事業用借地権で対応している。
  リース代金は購入価格に含まれないので、買い取りを勧める。

Q.不景気で優良企業の誘致が難しいと思うが。
A.中京方面の企業を狙っているが、自動車関係が景気の影響を受けて厳しい。
阪神地方は三重県や滋賀県の近郊に進出している。東京の起業は距離があって難しい。

Q.徳島県の場合は、県が募集して見本市を開催しているが
A.富山県が「ものづくりフェア」などを開催している出展すれば補助対象となる。

視察目的の質疑応答は終わったが、その他の質疑応答

Q.道の駅(メルヘンおやべ)の設置費用は?
A.7億8000万円、国土交通省の分(トイレ・駐車場等)も入れると14億円程度
  道の駅の裏にドッグランがあり、喜ばれている。
埋蔵文化財の遺跡調査にかなり費用がかかった。

Q.こちらの湯(温泉)は茶色か?
A.透明に近い湯である。小矢部市が掘った温泉の湯を道の駅に週2回運んでいる。

Q.市内にはメルヘンチックな建物が多く見られるが
A.2代前の市長が建設省出身だったので、昭和40年代に小中学校の施設が老朽化した時にメルヘン風な建築物にした。建設から35年以上経過し、建物も老朽化し耐震化対策も予定しているが、市民の声を聞きながら検討中である。財源難の問題もある。
 市内では35の施設がある。市民の愛着もあり、リフレッシュを検討している。

Q.建物の中の構造はどうなっているのか
A.建物の中は、子どもたちが使いやすいような作りになっている。
Q.国からの補助金などは
A.国から特別な補助金は無かった。
  小中学校は、生徒数で建物の面積が決まるので、超えた場合は市の負担である。

Q.県の公園で、女神像などが展示されているが
A.ヴィーナス像などの構造物は、小矢部市出身の作家の方に理解を頂いて展示している。
   他にも、源平倶利伽羅合戦の石碑などが市内各地に配置されている。

4.所感
 (岸田益雄議員)
   小矢部市での視察研修は、「おやべ環境保全対策プロジェクトについて」と「おやべ地域産業活性化プロジェクトについて」で、どちらも総務省の「頑張る地方応援プログラム」を上手く使ったプロジェクトである。

   環境保全プロジェクトは、地球温暖化防止や省エネルギーを推進する事業だが、まだ市民への周知が充分でないのか、利用者数が思っているほど多くは無かった。
   遮熱性塗装は庁舎の西向きの窓ガラスに施工していたが、確かに日差しほど暑く感じられず一応の遮熱効果はありそうだが、耐用年数が長ければ効果はあると思われる。
   太陽光発電に関しても、北陸という地域性からか申請軒数は少ないようだ。

   地域産業活性化プロジェクトは、富山県とタイアップして各種の助成金の窓口を広げているのに、担当者の工夫が感じられた。
   各地からの高速道路が交差する、地理的優位を全面に出した企業誘致のプランだが、現在の全国的な景気低迷状態では飛躍的な伸びも難しいと思われるが、中京地域からのアクセスが容易なので、将来的には希望が持てると思われる。
   吉野川市でも、西条大橋から国道192号線への接続工事や徳島・川島線の川島地区での国道192号線との接続が間もなく完成すると言われている。
   これを期に、新たな企業誘致活動を行って行きたいものだ。
   
   

 小矢部市の概要
 小矢部市(おやべし)は、富山県の最西端、石川県境に位置している。
 標高346mの稲葉山を始めとする丘陵地帯で、東南部は栃波平野の一角を占める水稲
単作の穀倉地帯である。小矢部川が南から北東に向けて市域を貫流している。
 北陸自動車道・東海北陸自動車道・能越自動車道が交差する高速交通網の要所である。
 
◎ 位  置  東経136度52分 北緯36度40分
◎ 面  積  134.11k?(東西13.88km、南北17.65km)
◎ 人  口  約32,500人
◎ 世  帯  約9,833世帯
◎ 主な産業  農業




かほく市若者マイホーム奨励金について
かほく市賑わい創出プロジェクトについて

1.日 時 平成22年8月25日午前10時より
2.視察先説明者
かほく市総務部企画情報課長兼情報推進室   室長 大西  潤
同 上   産業振興課   課長 澤野 安隆
 同 上   企画情報課   主査 松原 宏明
同 上   産業振興課 課長補佐 南  津由
同 上   議会事務局   局長 沖野 悌二
  挨 拶        かほく市議会   議長 杉本 成一

研修内容
 ○かほく市若者マイホーム奨励金について
  制度が出来た背景は、全国的な人口減少社会の到来の中で、地域の活力となる定住人口の確保に向けて、平成17年度に策定して、第1次のかほく市の総合計画の中の基本構想で平成27年における総人口36,000人を目標(現在は32,000人)
  平成21年の人口は平成17年(34,000人)に比べると減少気味である。
  金沢市を中心とした生活圏を形成する近隣市町の人口は増加気味である。
  当市からも、金沢市など近隣市町に人口が流出している。
  人口の流出を抑制し、転入の増加(若者)を図る施策が必要である。
  平成22年4月から、かほく市若者マイホーム取得奨励金を実施した。
  生活利便性の向上を目指して、大型商業施設の開業「イオンかほくショッピングセンター」がオープン、道路整備の推進により金沢市への時間が短縮された。
事業の内容については、
45歳未満が住宅を新築又は購入した場合、借入金額の5%を助成(最大100万円)
市外から転入して場合は80万円、市内在住の人は限度額30万円である。
市内業者による建築の場合は20万円を助成(上乗せ)する。対象地域は市内全域)
  事業の実績は平成22年8月現在39件の申し込みがあった。交付決定は3件である。
  市外からの転入者は14件で、市内建築業者活用が7件、25件が市内から市内。
32件が建売住宅と住宅メーカーが建築した。
  周知方法は、市広報やホームページ等でPRを行なっている。
  市民の反応は、制度開始後3ヶ月で100件を超える問い合わせがあった。
  今後の方針は、「若者マイホーム取得奨励金」は定住人口増加プロジェクトの第1弾で
  定住人口プロジェクトチーム、市の職員で8名が第2弾の施策を検討中である。
  新規事業や既設事業の拡充を併せて56本の提案が出ている。
その案を絞り込んで来年度予算に反映をさせるべく考えている。
  制度の概要としては、市内の定住人口の増加と地域経済の活性化を促進するために、市内に住宅を新築・購入し生活する人を対象に、最大100万円の奨励金を交付する制度となっている。対象地域は市内全域であり、対象者は、かほく市内において平成22年4月1日以降に住宅を新築又は購入し生活の実態がある人、契約締結日における年齢が45歳未満の人、一戸建て住宅を新築又は購入に対して金融機関等からの借入金がある人、地域の情報を共有し、地域の活動に積極的に参加する意欲を持って定住する意思のある人である。
  対象となる住宅は、住宅取得ローン控除の対象になる戸建て住宅で延床面積50?以上、併用住宅の場合は1/2以上が居住の用をなすものとなっている。建売住宅の場合は、建築後未使用で3年未満の物件を対象としている。
  奨励金の額は借入金額の5%とし限度額を設けている。市外在住の人の限度額は80万円、市内在住者は30万円となり、市内建築業者を活用した場合は20万円の上乗せがある。転入者の定義は、新しくかほく市に転入された人・市外に転出してから3年以上経過し再転入した人で、いずれも転入後2年未満の人を対象とする。
  申請から交付までの流れは、住宅工事の契約締結後あるいは住宅購入の契約締結後に申込申請書に必要書類を添付し申込、住宅の登記が完了してから3ヶ月以内に交付申請書に必要書類を添付し申請、審査を経て交付決定通知を受けて奨励金の交付となる。
  その他の補助金として、「かほく市木の家づくり奨励金」上限20万円、学園台「良好な町並づくり」奨励金上限120万円、かるがの団地分譲地における住宅建設奨励金上限50万円、かほく市住宅用太陽光発電システム設置費助成制度上限9万円、かほく市ケーブルテレビ引込工事費無料、なども併用して利用できる。
  
質疑応答
Q.市内の人と市外の人との奨励金の上限が違うが?
   また地域の情報を共有し、地域の活動に積極的に参加とあるが?
A.市内と市外の金額の違いは、市外からやってくる人は地面を持っていない
   積極的に外から呼び込みたい、帰ってもらいたいので金額をあげている
  奨励金の申し込みや申請は建築業者が行なうのが多いが、奨励金の交付は本人に行なっているので、その時に奨励金の制度の趣旨を説明している。
地域活動への積極的な参加要請などは、まだ始まったばかりではっきりしていないが、難しく考えずに、保育園活動などのへの参加を促している

Q.不動産業者はどのように関わっているのか
A.かほく市では建売が少ないので、不動産業者にも周知しているが参加は少ない

Q.北国新聞にも掲載されているが、組んでいる予算は12月で枯渇しそうだが?
A.この奨励金は5年間継続予定である。当初予算オーバーすれば補正予算で対応する

Q.かほく市木の家づくりで木の使用量が一定量以上とあるが
A.地元産材の森林組合の杉柱を50本以上使用すれば、上限の20万円を奨励
  (1本当たり2,500円の計算で80本以上使えば上限額を支払う)

Q.地元の木材業者か
A.地元業者は5軒あるが、その内4件から申請が出ている。

Q.住宅メーカーが多いのか?
 A.申請39件の内、地元大工は7件、3件が建売住宅、29件が住宅メーカーが建築

Q.新築時の金融機関からの借り入れ金額は
A.借入金は2000万円前後であると思われる。

Q.この事業を始めるに当たって、当初予算を決まる時の参考にしたモデルは?
A.石川県内各地でこういう制度を行なっていて、それを参考にした。

Q.この制度で地元の建設業者は喜んでいると思うが?
A.地元の大工さんなどが説明会に大勢参加してくれた。

Q.市の職員8名で、次のプロジェクトを検討しているが
A.現在まとめをしているが、出生率を向上させるためのプラン、死亡数の低減プラン
転入増進プラン、転出低減プラン、情報戦略プランの5分類の体系プランに絞って、今後検討する予定である。

Q.市が宅地分譲事業を行っているが、坪単価が12.3万円しているが、かなり売れ残りがあるようだが, 市の財政上の問題はないのか?
A.市の土地が売れていないとの問題は、合併前の旧町時代に実施していた事業を継続し
ている。土地開発公社だが、「かるがの分譲宅地」24区画のうち8区画は売れてい
るが、16区画が売れていないのでPRを行っているが苦戦している。
   学園台については、350区画あるが116区画売れ残りで、苦戦している。
高度成長時代の負の遺産で、執行部にすれば早く解決したいのだが・・・。

Q.吉野川市では農業振興地域などがあるが、高齢化で耕作放棄地が多く苦慮している
   かほく市では、農業振興地域はあるのか?
A.国の法律なので、農業振興地域はある。

 ○かほく市賑わい創出プロジェクトについて
今年度から産業振興課に名前が変わった前年度は商工観光課であった。
平成16年3月に3町が合併してかほく市が誕生した。元々各地であった祭りを統合して、「かほく市賑わい創出プロジェクト」で四季まつりとした。春・夏・秋・冬と年間を通して4回祭りを行っている。
平成18年度に景気の低迷等の影響で、観光客などの入込客数が大幅に減った。
四季祭りでの入込客数の増加を図った。市への入込客数は減っているが、四季祭りの入込客は増加している。屋外のイベントもあるので、天候の影響が大きい。
まつり実行委員会を組織して、毎年アイディアを出しながら企画している。
ホテル・旅館、民宿などが平成16年から高齢化や後継者問題で各2軒減っている。

・ かほく市四季祭り事業の具体的内容としては
・春は、桜まつり (高松中町通り額神社周辺を歩行者天国にする)
・夏は、サマーフェスタとして海や川を利用して
   ビーチ・地引網、ビーチサンダル飛ばし
   リバー・鮎つかみ体験、
   キャッツフェスタでの「猫にゃんグランプリ」など
花火大会の開催
   (実行予算については、商工会青年部などが寄付金募集)
・秋は、「かに:カニ合戦」
   カニの重さ当てクイズ、カニの販売、カニ焼くなど
・冬は、冬の味くらべ・あったか雑炊鍋まつり
   市内の飲食店が中心となって、各店自慢の雑炊を競い合う。

平成19年から「まつり実行委員会」を立ち上げ、まつりキャラクターを募集した。
ゆるキャラブームで、平成20年に「にゃん太郎」を観光大使にした
事業の成果及び市民の反応としては、担当者の意見だが,目指しているある程度の成果を残しているのではないか、市民の反応も良いと思う.
    財政難で運営も厳しいが続けていって、少しでも他の市町村に「元気なかほく市」を発信して、イメージアップにつなげたい。
    効果の出せるものにして行きたいという、気持ちで続けて行きたい。
   
イベントのなぜ猫のキャラクターかと言えば、旧の宇ノ気町のからの継続で行なっている。

質疑応答
Q.それぞれのイベントは素晴らしいが、大道芸などは市民が行っているのか?
   模擬店の運営は市民か?露天商業者か?
   カニの重さ当てクイズの方法は
   空手の演武はあるが、少林寺拳法はないのか?
A.大道芸はプロが行っている(バルーン・アートなど)
   模擬店は、露天商が参加している。商工会が場所代を取っているテント一張りで
   市内の人は8000円、市外の人は14000円。
   夏祭りで、露天商は8店舗程度、商工会部会で30店舗程度、合計60店舗
   かにの重さ当てクイズは、カニや名産品の重さの近い人に景品を贈呈
   少林寺拳法の参加は無い、空手道場に演舞をお願いしている。

Q.3つの町が合併したそうだが、商工会の合併はどうなっているのか
A.1年遅れで、合併した。

Q.観光協会はあるのか?
A.話はあったが、まだ実現していない。

Q.商工会の合併はスムーズに行われたか
A.比較的スムーズに行った

Q.商工会への補助金は
A.職員数が多かったので人件費程度は出していたが、職員数は減ってきている。
  19年以降に祭りに力を入れているが、

Q.年間を通じての経費はいくら程度ですか?
A.市からの補助金は平成22年で1700万円、団体の事業費で2100万円程度
   花火は別会計で行なっている、今年度は400万円程度で1900発打上げた。

Q.地元の人たちが30店舗程度出店しているが、市民の反応は
A.商工会青年部はボランティアだが、市外でも14000円、市内で8000円なので
一般の飲食店の人たちが結構儲けに来る。

Q.露天商との販売品目のバッティングは・
A.店屋さん独自の販売品が多いので、競合しない。

Q.補助金が1700万円と多いが
A.市単独の補助金である。

Q.吉野川市では、菊人形などでの国や県からの特殊な補助金がある。
A.吉野川市でも年間通して、多くのイベントを行っているようですね

○ 所感
(岸田益雄議員)
かほく若者マイホーム奨励金については、合併前の旧町時代での無計画な宅地開発の
後始末といった印象を受けた。近隣に金沢市という北陸有数の都市があるので、ベットタウン化を狙ったものかも知れない。現在では大きな負の遺産になっているようだ。
 しかし、思い切った若者定住を目的とした、奨励金の予算組みは参考にしたい。
かほく市賑わい創出プロジェクトでは、担当者の熱意が伝わってきた。やはりイベントを担当する職員は、熱くなければならない。
 元気で楽しい街であれば、近隣からの入込み客もどんどん増えてゆくと思う。
 商工会や外部の団体との連携も上手く行っているようだし、商工会の合併もスムーズに行なえたそうだ。吉野川市も、商工会議所・商工会・観光協会の連携等については、見習うべき点が多かったように思う。


かほく市の概要
 かほく市(かほくし)は、石川県のほぼ中央に位置し、県都金沢市の北約20kmに
位置している。地勢は山地・丘陵地・段丘地・沖積低地・海岸砂丘で形成されている。
 北部では大海川が日本海に、南部では宇ノ木気川が河北潟に注いでいる。
 
◎ 位  置  東経136度42分 北緯36度43分
◎ 面  積  64.76k?(東西9km、南北13km)
◎ 人  口  約35,000人
◎ 世  帯  約11,300世帯
◎ 主な産業  農業、電子産業、繊維産業、鉄工業

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