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文教厚生常任委員会教育委員会への質問です

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admin 2021-12-10 16:50
文教厚生常任委員会 議第50号 補正予算
10款教育費 5項社会教育費 6目文化振興費
・生涯学習課

アメニティセンター費 
機械器具等購入費82万円 について

〇質 問
 アメニティセンターのトレーニング室利用の自動
券売機を購入するとのことだが、現在の利用状況を
お伺いいたします。

〇答 弁:近藤生涯学習課長
  アメニティーセンタートレーニング室の利用状況に
つきましては、今年度11月末の現在の使用日数178日、
利用人数述べ963人となっており、昨年度の同時期と比較
すると、使用日数は変わりませんが、利用人数述べ1,201人
から19.82%の減となっております。
 ご参考までに申し上げますと、令和元年度の利用実績につき
ましては、年間使用日数298日、利用人数述べ4,435人。令和
2年度は、年間使用日数247日、利用人数述べ1,791人でござ
います。
このような利用者数の減少は、新型コロナウィルス感染症対策
として利用制限をとったことが原因と考えられます。

〇再 問
 多くの市民の方が利用されているようです。現在の利用方法
から、券売機を導入することによって 利用者の方の利用方法
はどのように変わるのでしょうか。また、変更することの周知
方法はどのようにするのでしょうか

〇答 弁:近藤生涯学習課長
 これまで、トレーニング室の利用に関しましては、事務所窓口
にて、使用申請書にご記入いただき。使用料につきましては、指定
管理者の職員が直接現金で収受しておりました。
 この度の、券売機の導入により、事務所窓口での使用申請書への
記入は、同様となりますが、料金の支払いにつきましては、券売機
で使用券を購入し、その券を申請書に添付し、窓口に提出した後、
ご利用いただくようになります。
 なお、今回の利用方法の変更に関しましては、窓口でのご案内を
始め、施設掲示板やホームページを活用した周知を行って参ります。

〇要 望
 ありがとうございました
 利用している方たちが、これまで以上にトレーニング室を利用
しやすくなって、自分自身の健康増進に励んで頂きたいと思います。


〇「タブレット端末について」質問いたします。

 GIGAスクール構想によって、全国の小学校・中学校などの
教育現場に児童や生徒一人一人にタブレットなどのICT端末と
高速ネットワークを提供し、教育に活用できるようにするといっ
た文部科学省の取り組みが今年度から始まりましたが、半年たっ
た現在の状況はどうなのか、お伺いいたします

〇答 弁 :村松学校教育課長
 「現在の状況」について、でございますが
 夏休みには市内すべての小中学校において、通信環境の確認並
びに保護者への周知や啓発も兼ねて、タブレット端末の自宅への
持ち帰りを行っております。
 加えて、内蔵するアプリケーションのバージョンアップを行った
ほか、10月には、教師用コンピューターを更新し、さらに使いやす
い環境を整えております。
 実際の授業においても、児童はタブレット端末を使用することで、
個々の理解に応じた「個別最適の学び」が可能となり、教員からは
「児童生徒の学習意欲が高まり、進んで学習に取り組むようになった」
との声や「楽しい」「分かりやすい」といった児童生徒の声が届いて
おります。  以上でございます。

〇再 問
タブレット端末が配備されて、半年が経ち児童や生徒達も積極的に
タブレットを授業等に使用しているとのご答弁でしたが、端末や
バッテリーの不具合等は発生していないのでしょうか?
6月の委員会の答弁で、「本端末にはメーカー保証が1年間ついており、
当該保障期間経過後は、納入業者が保管や使用方法に起因した不具合を
除き、修理・部品の交換、代替品への交換を1年間に限り対応する契約
となっている。」とのお話でしたが、メーカーや納入業者は、不具合の
あった端末やバッテリーへの対応は適切に行っているのでしょうか?
また、代替品が無ければ、児童や生徒の授業にも影響すると思うのです
が、どのような対応をとられているのかお伺いします。

○答 弁 :村松学校教育課長
 「故障時の対応」について でございますが
 本市においては、これまでバッテリーの不具合の報告はございません。
故障時には、保守点検業者が学校からタブレット端末を引き取り、原因を
調査した後に、納入業者が修理または交換の作業を行っています。
 本市2,600台のうち、修理等の依頼件数は12月1日現在で157件で
ございました。
各学校には児童生徒数に応じて、予備のタブレット端末を配備しており、
修理中は、それを代替として使用しているため、児童生徒が使用できない
という状況にはありません。修理・交換の費用が発生したこともござい
ません。   以上でございます。

〇再 問
ありがとうございました。
タブレット本体の修理依頼が2,600台のうち157件あるとのことです
が、少し修理件数が多いようにも感じますが、故障した場合には児童や
生徒の授業に支障のないような対応を、納入業者等にとっていただき
たいと思います。

次に、通信環境について質問させていただきます。
現在のタブレットの通信環境はどのようになっているのか質問いたし
ます。
 児童・生徒数の多い学級では、授業などでクラスで一斉にタブレット
を使用すると、通信速度が極端に遅くなるとの話もきいていますが、
現在のネットワーク通信環境はどのような仕組みになっているのか、
十分な通信容量は確保できているのかお伺いします。

○答 弁 :村松学校教育課長
 「ネットワーク通信の仕組みとその環境の状況」について でござ
いますが
 本市においては、昨年度より通信ネットワークの整備を行っており、
インターネットの接続については、各学校からいったん市役所内の
学校用サーバーに集約する仕組みをとっています。
 市教育委員会としましては、既にオンライン学習時に動画がスムーズ
に流れるか、音声を乱れないか等の調査を行い、より快適な環境の構築
のために、サーバーCPUの割当を増強し対応を行ったところです。

〇再 問
ありがとうございました
 学校現場では、20人程度の接続ではスムーズに繋がるが、30人を
超えるとインターネットにつながりにくくなる、動作が止まってしま
うなどの声も上がってきています。
 
 コロナ禍でのオンライン授業を想定してのタブレット授業を行うた
めの、Wi-fi整備だと聞いていましたが、国をあげての「GIGA
スクール構想」にしては、少しおそまつな通信インフラ整備だと思います。
 当初は、ハード整備は万全で、ソフト部分の先生方の「デジタルリテ
ラシーの個人差が大きいのが問題だ」との意見もあったようですが、
それ以前に十分な通信インフラ整備が必要だと思います、今後はこの
環境を改善するためにどのような考えか、お伺いします。

○答 弁:村松学校教育課長 
 「通信環境の改善」について でございますが
 現在、市から外部への通信ネットワークは1回線であり、これがボトル
ネックとなり、双方向の通信が困難になっていることが、判明しております。
十分な通信容量が確保できているとはいえない状況であるため、今後とも
適正な通信容量の確保に向けて、最大限の努力をしてまいります。
 以上でございます。

〇再 問
ありがとうございました。
 今年度、配備されたタブレット端末ですが、6年間程度は使用すると
思いますが、現在の通信インフラでは根本的な通信容量不足という大き
な問題が露呈しましたが、今後どのような対応をとられるのか、教育長
にお伺いいたします。

〇答 弁 :栗洲教育長
 通信インフラを含め、GIGAスクール構想の充実には、多額の予算
が必要になります。
 本市は大変厳しい財政状況下ではありますが、その中にあっても
ICTの活用といった新たな教育環境の更なる充実に向け、着実に取り
組んで参ります。

〇要 望
ありがとうございました。
国を上げての「GIGAスクール構想」ですが、余りにもお粗末な
状況となっています。
市の財政状況も厳しいとは思いますが、教育は国や地方自治の根本です。
「米百俵の精神」の例えもございますので、ぜひより良い教育環境を整え
られるよう努力して欲しいと思います。
また、このような状況を改善するために、教育委員会だけでなく市長部局
も協力して、県や国に通信インフラ改善のための追加予算をお願いする
ようにして欲しいと思います。
県や国への要望を教育長や副市長に強くお願いして
私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。

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