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令和4年12月定例会代表質問1.市政運営について

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admin 2022-12-7 16:30
1.市政運営について
(1)これまでの取り組みの成果は
(2)今後の課題は   について、質問いたします。

原井市長は令和元年10月27日執行の吉野川市長選挙を戦い抜いて、
市長に当選されましたが同年12月定例会の所信表明で、
基本方針の柱として
・暮らし、福祉における市民満足度の向上
・市長トップセールスをはじめ、これまでにない行動力の 実践
・移住定住、にぎわいにつながる吉野川市の魅力度の向上
・安心、安全、便利に繋がるまちづくりの拡大
・「市民の役に立つ所」=「市役所」への変革
   を掲げておりましたが、その成果についてお伺いいたします。
令和元年10月(2019年)に市長に就任されて、その年の12月に
中国の武漢で発生したと言われる「新型コロナウイルス感染症」が
翌年、令和2年2月3日には横浜港に到着した「ダイヤモンド・
プリンセス号」において陽性者が確認され、以後日本中で感染が
拡大し、4月7日には「緊急事態宣言」が発出され、大規模な行動
制限などがかかり経済的にも大きなダメージがあり、国民の生命を
守る医療機関には大きな負担をかける事となりました。
感染症の発生から3年が経とうとしていますが、国内の感染者数も
大きな波を繰り返し、大きな波の第7派が収まったと思えば、また
次の第8派がやって来ようとしています。
このような、予想もしなかった世界的な感染症拡大の中で、行動
制限が続く中での市政運営は我々議員においても活動しにくい状況
でありましたが、市長の基本方針のこれまでの取り組みについて、
どのように自己評価されているのかお伺いします。
また、任期を1年残しておりますが、今後の課題についてもどの
ように考えられているのかお伺いいたします。

〇答 弁 :原井市長
「市政運営について」のご質問に、ご答弁申し上げます。
今定例会の所信でも申し上げたところでありますが、私は、これ
までの3年間、市民の皆様の負託に応えることができるよう、
市政運営に真摯に取り組んで参りました。
しかしながら、就任早々に発生した、新型コロナウイルスの
感染拡大は、私たちの生活に大きな影響を与え、日常生活も
一変いたしました。
就任翌年に行った中期財政見通しにおいては、令和6年度に
基金が底をつき、赤字団体に転落するという極めて厳しい
試算結果が明らかになったことから、令和2年12月議会に
おいて、「財政危機突破宣言」を発し、この厳しい状況を切り
抜ける覚悟を、議会をはじめ市民の皆様にお示しするとともに、
市民の皆様の健康と安心した暮らしを守るため、各種支援策
を実施し、地域経済の回復に向け、切れ目なく対策を講じて
参りました。
また、市民プラザを核とする鴨島駅周辺都市再生整備計画
事業は、本年度すべての工事が完了し、現在では、定期的に
各種イベントが開催され、鴨島駅を含む中心市街地に賑わい
が戻りつつあります。
さらに、「乳幼児医療費の対象年齢拡大」や小学校の屋内
運動場としては県内初となる空調設備を備えた「山瀬小
学校屋内運動場の整備」、「学校の通信環境の改善」など、
子育て支援施策や教育環境の充実にも、重点的に力を注い
できたところです。
確かに、議員お話のとおり長期化する新型コロナウイルス
感染症の影響を受ける上、厳しい財政状況の中での市政
運営は、様々な制約を受け、大変難しい部分も多くござ
いました。
これまでの取り組みについての自己評価とのことでござ
いますが、評価については、あくまで、市民の皆様から
いただくものであると考えております。
現在、コロナ禍からの回復に向けた道半ばであることから
まずは、現下の厳しい財政状況において、「予算を使う前に
知恵を使う」、この方針を徹底し、一日も早く、現在の
財政危機を突破することが、最重要課題であると考えて
おります。
加えて、これまで取り組んできた施策や整備した施設など
を活かしつつ、スポーツや産業、観光などの様々な分野に
おいて、交流人口の増加や賑わいの創出など、更なる地域
活性化を図っていくことも、今後の課題であると考えて
おります。

今後とも、市民の皆様の声に耳を傾け対話を重ねながら、
共にまちづくりを進めるとともに、吉野川市の将来に
希望を持っていただけるよう、中長期的な視点に立って、
持続可能な市政運営に向け、自ら先頭に立ち、全力で
取り組んで参る所存でございます。
市民の皆様、また、議員各位におかれましても、引き
続き、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


〇要 望
 ありがとうございました
市長に就任当時は、吉野川市の将来のために色々な施策
を思い描いていたのではないかと思いますが、思いも
よらなかった新型コロナウイルス感染症の影響で、
新型コロナウイルスのワクチン接種事業への対応や、
「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」
などの対応で、通常の市役所の業務もままならない状態
が続いており、新たな事業への取り組みも難しい中で、
厳しい財政見通しからの財政危機への問題などに連日
取り組んで、市長就任当初から、日常業務が終わって
から夜遅くまで、また休日の夜でも市役所3階の市長室
の灯りが点いているのを何度も見かけております。
長引くコロナ禍の影響、ウクライナ問題に発する物資
不足や各種の原材料高騰による物価の上昇、天然ガスの
不足による電気代の高騰などの影響で、しばらくは
厳しい状況が続き、市民生活や市政に関しては、色々な
問題が山積しておりますが、元気で明るい吉野川市の
将来を目指して、市民の皆さんの声を充分に聞いて頂き、
市職員の皆さんと一丸となって持続可能な市政運営に
取り組んで頂きたいと思います。

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