2.ナショナル・サイクル・ルートについて
(1)本市の取り組みは
について、質問をいたします
今年10月24日に、徳島県と兵庫県淡路島を結ぶ大鳴門橋で
計画されている自転車道路について、令和5年度に着工して5年
程度での完成を目指すとの方針が示されました。
この大鳴門橋の自転車道路につきましては、平成23年2月の
徳島県議会で、当時本市選出の県会議員で現在参議院議員の三木
亨氏が徳島県議会において質問をしております。
質問の内容ですが、「現在、サイクリングが大変大きなブームと
なっている。自転車は地球上で最も経済的で、かつ環境に優しい
乗物であり、地球温暖化という問題に直面する世界、長引く不況
に息切れする社会、そして健康的な生活を志向する個人のニーズ
に合致したところにその人気の原因があるのではないか。本県は
、「自転車王国とくしま」を掲げ、自転車王国とくしまライドin
なるとや自転車王国とくしまツール・ド西阿波等のイベントが
開催されている。
このイベントの参加者の大部分が県内からの参加者であるので、
せっかくの全国的ブームを県外の方が徳島の魅力を文字通り風を
受けた肌でじかに感じていただく絶好の機会として、今後はさら
に活用していくための工夫が必要ではないか。
そのためには、よりスケールアップしたテーマ性や話題性に
あふれたコース設定を全面に打ち出し、世間の耳目を集め、
全国にアピールできるイベントにしていく必要があると考える。
そこで、この新しいサイクリングイベント構想の前準備として、
大鳴門橋の歩行者・自転車の通行について伺う。
サイクリングの神戸淡路鳴門ルートを創設してはどうか、
これにより本県の観光振興や地域振興の面での新しいカードが
誕生し、関西広域連合において取り組む広域観光振興にも
つながるのではないか。
兵庫県との連携を図りながら、本県においても大鳴門橋の
歩行者・自転車の通行の実現に向けた検討を早急に着手すべき
と考えるが、どうか」と質問しております。
そして、その後に自然志向の自転車ブームを受けて、令和
元年9月に国土交通省が、「日本を代表し、世界に誇りうる
サイクリングルートを国内外にPRします」とうたい、
「自転車活用推進法に基づき、自転車を通じて優れた観光資源
を有機的に連携するサイクルツーリズムの推進により、日本に
おける新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るため、ナシ
ョナルサイクルルートを創設する。」としております。
指定要件としては
・ルートの延長が100km以上であること
・自転車通行空間が整備されていること
・案内看板が設置されていること
・サイクリング拠点となる鉄道駅があること
などの走行環境や受入環境の指定要件があります。
現在では、北海道十勝平野の「トカプチ400」、富山県の
「富山湾岸サイクリングコース」、千葉県銚子市から和歌
山市にかけての「太平洋岸自転車道」、茨木県の「つくば
霞ヶ浦りんりんロード」、びわ湖一周の「ビワイチ」、広島
県と愛媛県をつなぐ「しまなみ海道サイクリングロード」
の6ルートが指定されております。
今回の1,629mもある大鳴門橋への自転車道路整備は、この
指定に向けて大きなチャンスとなるのではないでしょうか。
このことを踏まえて、薫風会は友好会派と11月9日に参議
院議員会館の会議室において、国土交通省自転車活用推進
本部事務局の自転車活用推進官よりナショナルサイクルルート
の説明を受けました。
サイクルルートの指定は、県や各市町村が連携を密にして
ルートを設定する必要があるとの事で、県外からの集客が
見込まれるので、観光振興対策や地域振興対策などの話
から進めていけば良いのではないかとの話でした。
そこで、淡路島から大鳴門橋を通って鳴門市へ渡り、板野
郡・阿波市・美馬市を経由して吉野川市・石井町から徳島市へ
と続く「ジャパンブルー(阿波藍)ルート」(これは、藍の
ふるさと阿波魅力発信協議会)や、鳴門市から吉野川市・
美馬市・つるぎ町にかけての阿波忌部ルート、また、世界遺産
を目指している四国遍路の札所などを巡るルートなどを策定し、
本市が所属する「イーストとくしま観光推進機構(日本版D
MO)」などで提案し、徳島県や関係する市町を巻き込んで、
ナショナルサイクルルートの指定に向けての活動を行えば、
観光振興や地域振興に大いに役立つと思いますが、本市の
ナショナルサイクルルートについての考えをお伺いいたします。
〇答 弁 :産業経済部長
ナショナル・サイクル・ルートについてのご質問に、
ご答弁申し上げます。
ナショナル・サイクル・ルートとは、議員お話のとおり、
2017年に施行された「自転車活用推進法」に基づき、
自転車を通じて優れた観光資源を有機的に連携する「サイ
クルツーリズム」の指針により、日本における新たな観光
価値を創造し、地域の再生を図るため創設されました。
サイクルツーリズムの推進に資する、魅力的で安全な
ルートであることなど、一定の要件を満たすサイクリン
グルートを対象として指定され、将来的には全国の
「ナショナル・サイクル・ルート」のネットワーク構想が
検討されています。
指定要件は、延長が100キロメートル以上など、ハー
ド・ソフト両面から一定の水準を満たす環境が必要である
ことに加え、それらの魅力ある環境を国内外に向けて情報
発信すると共に、一貫したコンセプトの下で継続的に利用
環境の水準の維持、更なる向上を図る必要があることを
踏まえ設定されるなど、県や広域での取り組みが必要と
なります。
現在、本県では、サイクルスポーツ先進県を目指す取り
組みとしまして、「自転車王国とくしま」ブランドを全国に
発信すると共に、県内に25コースのサイクリングコース
を設定し、ミニガイドツーリングやサイクルイベントの
開催を通じて、県民の運動実施率向上や健康増進、観光、
文化の振興、環境対策などを推進しており、本市を含む
コースも設定されています。
このような本県の取り組み等により、本市の観光地や
山間部などを訪れるサイクリストが増加しております。
本市といたしましては、地域資源を最大限に活用し、
市民の皆様や本市を訪れる方が魅力を感じる環境を創出
するためにも、まずは県と歩調を合わせ「自転車王国
とくしま」を推進すると共に、本市が加盟する「イースト
とくしま観光推進機構」等にも働きかけ、観光振興に繋がる
「サイクルツーリズム」の推進について調査、研究を進め、
大鳴門橋への自転車道路整備が本市への誘客に結び付くよう
、関係部局、地域の事業者等と連携し取り組んでまいります。
以上でございます。
〇要 望
ありがとうございました
徳島県と兵庫県淡路島を結ぶ大鳴門橋自転車道路は、来年
令和5年度に着工して5年程度での完成を目指すとの方針
が示されていますので、「自転車王国とくしま」を推進する
徳島県や「イーストとくしま観光推進機構」の関係市町へ
積極的に働きかけて、淡路島から本市まで繋がる「ナショ
ナル・サイクル・ルート」の実現に汗を流して頂きたいと
思います。
今回の市長の所信にもございましたが、来年の2月26日
に3年ぶりに「吉野川市リバーサイドハーフマラソン大会」が
開催されます。このマラソン大会には今までは日本全国から
のエントリーがあり、遠くは北海道からもあったそうです。
今回は「四国遍路」及び「藍のふるさと阿波」の2つの日本
遺産を走るというサブテーマで開催されるようですが、
ぜひともこのテーマで、マラソンランナーだけで無く、
サイクリストも呼び寄せて頂きたいと思います。
大鳴門橋自転車道の完成は、まだ少し先の話でござい
ますが、早めに本市から関係機関へ情報発信が出来ます
ようお願いして、次の質問に移りたいと思います。
(1)本市の取り組みは
について、質問をいたします
今年10月24日に、徳島県と兵庫県淡路島を結ぶ大鳴門橋で
計画されている自転車道路について、令和5年度に着工して5年
程度での完成を目指すとの方針が示されました。
この大鳴門橋の自転車道路につきましては、平成23年2月の
徳島県議会で、当時本市選出の県会議員で現在参議院議員の三木
亨氏が徳島県議会において質問をしております。
質問の内容ですが、「現在、サイクリングが大変大きなブームと
なっている。自転車は地球上で最も経済的で、かつ環境に優しい
乗物であり、地球温暖化という問題に直面する世界、長引く不況
に息切れする社会、そして健康的な生活を志向する個人のニーズ
に合致したところにその人気の原因があるのではないか。本県は
、「自転車王国とくしま」を掲げ、自転車王国とくしまライドin
なるとや自転車王国とくしまツール・ド西阿波等のイベントが
開催されている。
このイベントの参加者の大部分が県内からの参加者であるので、
せっかくの全国的ブームを県外の方が徳島の魅力を文字通り風を
受けた肌でじかに感じていただく絶好の機会として、今後はさら
に活用していくための工夫が必要ではないか。
そのためには、よりスケールアップしたテーマ性や話題性に
あふれたコース設定を全面に打ち出し、世間の耳目を集め、
全国にアピールできるイベントにしていく必要があると考える。
そこで、この新しいサイクリングイベント構想の前準備として、
大鳴門橋の歩行者・自転車の通行について伺う。
サイクリングの神戸淡路鳴門ルートを創設してはどうか、
これにより本県の観光振興や地域振興の面での新しいカードが
誕生し、関西広域連合において取り組む広域観光振興にも
つながるのではないか。
兵庫県との連携を図りながら、本県においても大鳴門橋の
歩行者・自転車の通行の実現に向けた検討を早急に着手すべき
と考えるが、どうか」と質問しております。
そして、その後に自然志向の自転車ブームを受けて、令和
元年9月に国土交通省が、「日本を代表し、世界に誇りうる
サイクリングルートを国内外にPRします」とうたい、
「自転車活用推進法に基づき、自転車を通じて優れた観光資源
を有機的に連携するサイクルツーリズムの推進により、日本に
おける新たな観光価値を創造し、地域の創生を図るため、ナシ
ョナルサイクルルートを創設する。」としております。
指定要件としては
・ルートの延長が100km以上であること
・自転車通行空間が整備されていること
・案内看板が設置されていること
・サイクリング拠点となる鉄道駅があること
などの走行環境や受入環境の指定要件があります。
現在では、北海道十勝平野の「トカプチ400」、富山県の
「富山湾岸サイクリングコース」、千葉県銚子市から和歌
山市にかけての「太平洋岸自転車道」、茨木県の「つくば
霞ヶ浦りんりんロード」、びわ湖一周の「ビワイチ」、広島
県と愛媛県をつなぐ「しまなみ海道サイクリングロード」
の6ルートが指定されております。
今回の1,629mもある大鳴門橋への自転車道路整備は、この
指定に向けて大きなチャンスとなるのではないでしょうか。
このことを踏まえて、薫風会は友好会派と11月9日に参議
院議員会館の会議室において、国土交通省自転車活用推進
本部事務局の自転車活用推進官よりナショナルサイクルルート
の説明を受けました。
サイクルルートの指定は、県や各市町村が連携を密にして
ルートを設定する必要があるとの事で、県外からの集客が
見込まれるので、観光振興対策や地域振興対策などの話
から進めていけば良いのではないかとの話でした。
そこで、淡路島から大鳴門橋を通って鳴門市へ渡り、板野
郡・阿波市・美馬市を経由して吉野川市・石井町から徳島市へ
と続く「ジャパンブルー(阿波藍)ルート」(これは、藍の
ふるさと阿波魅力発信協議会)や、鳴門市から吉野川市・
美馬市・つるぎ町にかけての阿波忌部ルート、また、世界遺産
を目指している四国遍路の札所などを巡るルートなどを策定し、
本市が所属する「イーストとくしま観光推進機構(日本版D
MO)」などで提案し、徳島県や関係する市町を巻き込んで、
ナショナルサイクルルートの指定に向けての活動を行えば、
観光振興や地域振興に大いに役立つと思いますが、本市の
ナショナルサイクルルートについての考えをお伺いいたします。
〇答 弁 :産業経済部長
ナショナル・サイクル・ルートについてのご質問に、
ご答弁申し上げます。
ナショナル・サイクル・ルートとは、議員お話のとおり、
2017年に施行された「自転車活用推進法」に基づき、
自転車を通じて優れた観光資源を有機的に連携する「サイ
クルツーリズム」の指針により、日本における新たな観光
価値を創造し、地域の再生を図るため創設されました。
サイクルツーリズムの推進に資する、魅力的で安全な
ルートであることなど、一定の要件を満たすサイクリン
グルートを対象として指定され、将来的には全国の
「ナショナル・サイクル・ルート」のネットワーク構想が
検討されています。
指定要件は、延長が100キロメートル以上など、ハー
ド・ソフト両面から一定の水準を満たす環境が必要である
ことに加え、それらの魅力ある環境を国内外に向けて情報
発信すると共に、一貫したコンセプトの下で継続的に利用
環境の水準の維持、更なる向上を図る必要があることを
踏まえ設定されるなど、県や広域での取り組みが必要と
なります。
現在、本県では、サイクルスポーツ先進県を目指す取り
組みとしまして、「自転車王国とくしま」ブランドを全国に
発信すると共に、県内に25コースのサイクリングコース
を設定し、ミニガイドツーリングやサイクルイベントの
開催を通じて、県民の運動実施率向上や健康増進、観光、
文化の振興、環境対策などを推進しており、本市を含む
コースも設定されています。
このような本県の取り組み等により、本市の観光地や
山間部などを訪れるサイクリストが増加しております。
本市といたしましては、地域資源を最大限に活用し、
市民の皆様や本市を訪れる方が魅力を感じる環境を創出
するためにも、まずは県と歩調を合わせ「自転車王国
とくしま」を推進すると共に、本市が加盟する「イースト
とくしま観光推進機構」等にも働きかけ、観光振興に繋がる
「サイクルツーリズム」の推進について調査、研究を進め、
大鳴門橋への自転車道路整備が本市への誘客に結び付くよう
、関係部局、地域の事業者等と連携し取り組んでまいります。
以上でございます。
〇要 望
ありがとうございました
徳島県と兵庫県淡路島を結ぶ大鳴門橋自転車道路は、来年
令和5年度に着工して5年程度での完成を目指すとの方針
が示されていますので、「自転車王国とくしま」を推進する
徳島県や「イーストとくしま観光推進機構」の関係市町へ
積極的に働きかけて、淡路島から本市まで繋がる「ナショ
ナル・サイクル・ルート」の実現に汗を流して頂きたいと
思います。
今回の市長の所信にもございましたが、来年の2月26日
に3年ぶりに「吉野川市リバーサイドハーフマラソン大会」が
開催されます。このマラソン大会には今までは日本全国から
のエントリーがあり、遠くは北海道からもあったそうです。
今回は「四国遍路」及び「藍のふるさと阿波」の2つの日本
遺産を走るというサブテーマで開催されるようですが、
ぜひともこのテーマで、マラソンランナーだけで無く、
サイクリストも呼び寄せて頂きたいと思います。
大鳴門橋自転車道の完成は、まだ少し先の話でござい
ますが、早めに本市から関係機関へ情報発信が出来ます
ようお願いして、次の質問に移りたいと思います。
今後の予定
- 11月27日 俳句の会
- 11月29日 バレーボール練習
- 11月30日 近畿至誠会
- 12月1日 NPO法人江川エコフレンド定期清掃作業
- 12月1日 鴨島地区人権フェスティバル
他 96 件