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代表質問3.新ごみ処理施設整備事業について

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admin 2022-12-7 17:00
3.新ごみ処理施設整備事業について
(1)資材価格高騰による事業への影響は
           について質問いたします。
本市では、現在、阿波市、上板町、板野町の2市2町で構成
されている中央広域環境施設組合で吉野町のごみ焼却施設で
可燃ごみの処理を行っております。
中央広域環境施設組合のごみ焼却施設は、平成17年8月に
供用を開始し、現在にいたっておりますが、この施設の使用
期限は令和7年7月末までとなっており、次期設備の検討を
行う中で、長期的な観点からごみ処理に係る費用対効果など
を検討した結果、本市は広域処理を断念し「単独処理」に移行
する事になり「吉野川市新ごみ処理施設整備基本計画」を策定し、
鴨島町山路に1日42トンの処理能力をもつ「新ごみ処理施設」
を整備することになりました。

7月には「新ごみ処理施設整備・運営事業」の入札が行われ、
100億4300万円で川崎技研グループが落札し、現在造成工事
に取りかかっております。

そこでお伺いしたいのが、昨今の新型コロナウイルス感染症の
長期化、ロシアのウクライナ侵攻による物資不足、円安の影響
などによる物価上昇で建築資材などが、異常な値上がりをして
おり、また今後もこの傾向が続くと思われますが、新ごみ処理
施設整備計画へどのような影響があるのかお伺いします。


○答 弁 :高田環境局長
資材価格の高騰に伴う新ごみ処理施設整備事業への影響
についてのご質問に、ご答弁申し上げます。

 現在、新型コロナウイルス感染症の影響の長期化、ウクライナ
情勢、円安の影響などにより、様々な資機材、及び石油等エネル
ギー価格が高騰しており、それに起因する物流、輸送価格の高騰
も生じています。
 この影響を受け、新聞報道では、県内の公共工事費の増加、
また、資機材不足による工期延伸などが報じられています。
 本事業についても同様の影響が懸念される中、本市においては
設計・施行管理を委託している、一般社団法人日本環境衛生セン
ターと現在の状況、及び今後の見通しなどについて協議を進めて
おり、国の情報収集等を行いながら、仮に影響がある場合にも、
早めの対応が可能となるよう備えている状況でございます。
 先の9月議会においてご承認を頂きました、建設工事請負契約
につきましては、現在、基本設計および実施設計の作業を鋭意
進めているところであります。
今後、施工管理者の助言をいただきながら、施工業者より提出
された資料を精査し、可能な限り市の負担が少なくなるよう
協議を重ねてまいります。
 また、物価上昇の影響により、地元業者等の下請業者が苦境
に立たされるようなことが起こらないよう、建設業法令遵守
ガイドライン等も活用し、併せて十分チェックしてまいります。
 本施設は、吉野川市にとりまして必要不可欠な施設であり、
令和7年8月からの稼動に向け、しっかり取り組んで参ります。
以上でございます。


○要 望
 ありがとうございます。
 新型コロナウイルスに端を発した資材価格の高騰が止まら
ない状況であります。ロシアのウクライナ侵攻により状況は
さらに悪化し、加えて円安の影響もあり輸入品をはじめ 
あらゆる物の価格が高騰しております。
 建築資材においても今年度に木材・鉄鋼・セメント等々が
値上がりし、来年4月には再度価格の見直しがあるとの報道
もされていますので、受託者や業者等と十分な協議を行い、
令和7年8月の稼動に向けて工事を行って欲しいと思います。