4.消防団の活動について
(1)現在の状況は
(2)消防団員の待遇及び団員確保の取り組みは
について質問いたします
近年では地球温暖化などの影響で、台風や豪雨などの災害が
毎年のように日本各地で発生しております。
こうした災害時には、多くの消防団員が即時に出動し、災害
防除活動、住民の避難誘導や支援、被災者の救出や救助に当
たっております。自分の住む地域を熟知した消防団員による
活動は、多くの人命を救うなど大きな成果を上げており、住民
の皆さんからも高い期待が寄せられている存在です。
しかし、近年では全国的に退団者が横ばいなのに対して、入団
者数の減少が著しく、特に20代の入団者がここ10年間で約4割
減少、30代も約2割減少するなど、若年層の入団者数の減少が
大きな問題となっております。
総務省消防庁では、全国の消防団員数減少などの問題に対し
「消防団員の処遇等に関する検討会」を開催し、消防団に対
する理解の促進、幅広い住民の入団促進、平時の消防団活動
の在り方、消防団員の処遇改善や消防団員数の確保などを議
論したと聞いておりますが、令和3年4月現在で、全国の消防
団員数は約80万5千人で、前年対比マイナス1万3千人と
なっており、3年連続で1万人以上の減少となっています。
少子化の進展で、若年層の入団者数の減少が進み、消防団員
の高齢化も問題となってきておりますが、社会環境が変化する
中でも、住民の生命や財産を守るための、消防団の存在意義は
不変であり、地域防災の中核として、消防団組織は継承されて
行くことが必要です。
そこで、お伺いいたしますが、本市の消防団の状況はどうなのか、
また消防団員の待遇及び団員確保の取り組みはどうなのか、
について質問いたします。
○答 弁 :阿部防災局長
消防団の活動について のご質問にご答弁申し上げます
まず、現在の状況は について申し上げます。
本市消防団につきましては、現在、鴨島、川島、山川、美郷の
4方面合わせて34分団、総数652名で組織しており、平成
17年と比べますと70名減少しております。とりわけ本市に
おきましても、20歳代、30歳代の若年層入団者が半減して
いる状況であり、若手団員の確保につきましては、早急に取り
組むべき課題であると考えています。
次に、消防団員の待遇及び団員確保の取り組みは について
でございます。
議員のお話にもございましたが、総務省消防庁の「消防団員の
処遇等に関する検討会」で議論された「消防団員の適切な処遇
のあり方」のうち、団員の出動に応じて支払われる「出動手当」
と、個々の出動とは別に年額で支払われる「年額報酬」につき
ましては、「消防団員の報酬等の基準」として昨年度において
消防庁から示され、これに基づいた消防団員の処遇改善を積極的
に行うよう、市町村への助言がなされたところでございます。
内容といたしましては、これまで費用弁償という位置づけで
あった出動手当を廃止し、出動報酬とすること、また、団員の
年額報酬を引き上げることであり、本市におきましても、この
助言を受けて、今議会定例会に報酬等の改定について提案した
ものでございます。
具体的には、火災・捜索・災害警戒の出動手当を、出動報酬と
して1日あたり8,000円に、年額報酬につきましては一般団員
の13,000円を基準で示された36,500円にへ引上げ、班長から
分団長につきましても、基準に準拠しつつ、現行の報酬額及び
職責を勘案したうえで、班長が15,000円から37,000円、部
長が20,000円から39,000円、副分団長が30,000円から45,
500円、分団長が50,000円から55,000円に、それぞれ引き
上げるものとしております。
最後に、今後の団員確保の取り組みといたしましては、児童
生徒を対象とした消防クラブ・防災クラブなどの育成や、出前
講座や防災研修の機会を捉えて、将来の消防団活動を担う人材
の意識啓発を推進すること。
また、団員が所属する事業所の理解促進、並びに消防団協力
事業所制度の広報、更には各種イベントでの消防団PR活動など、
消防団のイメージや知名度の向上の取り組みを促進し、地域防災
力の中核である消防団の強化を図り、地域防災体制の充実強化
に繋がるよう努めて参ります。
以上で ございます。
○要 望
ありがとうございました。
全国的な少子高齢化の影響で本市の消防団の団員数も減少
しているとの事ですが、消防団の活動は火災対応だけで無く、
台風や豪雨による風水害や土砂災害、また地震などの大規模
災害においても、水防活動、人命救助、避難誘導や災害広報など、
その役割は多岐にわたっております。
また、平常時には、地域の防災訓練での市民の指導、火災
予防の啓発活動などを行って頂いております。
今月末には、毎年実施して頂いております「吉野川市消防団
年末警戒」で市内全域の消防団が地域の警戒を実施する予定
だと聞いております。
コロナ禍の中での活動も大変だと思いますが、市民の安全・
安心のためにこれからも頑張って頂きたいと思います。
(1)現在の状況は
(2)消防団員の待遇及び団員確保の取り組みは
について質問いたします
近年では地球温暖化などの影響で、台風や豪雨などの災害が
毎年のように日本各地で発生しております。
こうした災害時には、多くの消防団員が即時に出動し、災害
防除活動、住民の避難誘導や支援、被災者の救出や救助に当
たっております。自分の住む地域を熟知した消防団員による
活動は、多くの人命を救うなど大きな成果を上げており、住民
の皆さんからも高い期待が寄せられている存在です。
しかし、近年では全国的に退団者が横ばいなのに対して、入団
者数の減少が著しく、特に20代の入団者がここ10年間で約4割
減少、30代も約2割減少するなど、若年層の入団者数の減少が
大きな問題となっております。
総務省消防庁では、全国の消防団員数減少などの問題に対し
「消防団員の処遇等に関する検討会」を開催し、消防団に対
する理解の促進、幅広い住民の入団促進、平時の消防団活動
の在り方、消防団員の処遇改善や消防団員数の確保などを議
論したと聞いておりますが、令和3年4月現在で、全国の消防
団員数は約80万5千人で、前年対比マイナス1万3千人と
なっており、3年連続で1万人以上の減少となっています。
少子化の進展で、若年層の入団者数の減少が進み、消防団員
の高齢化も問題となってきておりますが、社会環境が変化する
中でも、住民の生命や財産を守るための、消防団の存在意義は
不変であり、地域防災の中核として、消防団組織は継承されて
行くことが必要です。
そこで、お伺いいたしますが、本市の消防団の状況はどうなのか、
また消防団員の待遇及び団員確保の取り組みはどうなのか、
について質問いたします。
○答 弁 :阿部防災局長
消防団の活動について のご質問にご答弁申し上げます
まず、現在の状況は について申し上げます。
本市消防団につきましては、現在、鴨島、川島、山川、美郷の
4方面合わせて34分団、総数652名で組織しており、平成
17年と比べますと70名減少しております。とりわけ本市に
おきましても、20歳代、30歳代の若年層入団者が半減して
いる状況であり、若手団員の確保につきましては、早急に取り
組むべき課題であると考えています。
次に、消防団員の待遇及び団員確保の取り組みは について
でございます。
議員のお話にもございましたが、総務省消防庁の「消防団員の
処遇等に関する検討会」で議論された「消防団員の適切な処遇
のあり方」のうち、団員の出動に応じて支払われる「出動手当」
と、個々の出動とは別に年額で支払われる「年額報酬」につき
ましては、「消防団員の報酬等の基準」として昨年度において
消防庁から示され、これに基づいた消防団員の処遇改善を積極的
に行うよう、市町村への助言がなされたところでございます。
内容といたしましては、これまで費用弁償という位置づけで
あった出動手当を廃止し、出動報酬とすること、また、団員の
年額報酬を引き上げることであり、本市におきましても、この
助言を受けて、今議会定例会に報酬等の改定について提案した
ものでございます。
具体的には、火災・捜索・災害警戒の出動手当を、出動報酬と
して1日あたり8,000円に、年額報酬につきましては一般団員
の13,000円を基準で示された36,500円にへ引上げ、班長から
分団長につきましても、基準に準拠しつつ、現行の報酬額及び
職責を勘案したうえで、班長が15,000円から37,000円、部
長が20,000円から39,000円、副分団長が30,000円から45,
500円、分団長が50,000円から55,000円に、それぞれ引き
上げるものとしております。
最後に、今後の団員確保の取り組みといたしましては、児童
生徒を対象とした消防クラブ・防災クラブなどの育成や、出前
講座や防災研修の機会を捉えて、将来の消防団活動を担う人材
の意識啓発を推進すること。
また、団員が所属する事業所の理解促進、並びに消防団協力
事業所制度の広報、更には各種イベントでの消防団PR活動など、
消防団のイメージや知名度の向上の取り組みを促進し、地域防災
力の中核である消防団の強化を図り、地域防災体制の充実強化
に繋がるよう努めて参ります。
以上で ございます。
○要 望
ありがとうございました。
全国的な少子高齢化の影響で本市の消防団の団員数も減少
しているとの事ですが、消防団の活動は火災対応だけで無く、
台風や豪雨による風水害や土砂災害、また地震などの大規模
災害においても、水防活動、人命救助、避難誘導や災害広報など、
その役割は多岐にわたっております。
また、平常時には、地域の防災訓練での市民の指導、火災
予防の啓発活動などを行って頂いております。
今月末には、毎年実施して頂いております「吉野川市消防団
年末警戒」で市内全域の消防団が地域の警戒を実施する予定
だと聞いております。
コロナ禍の中での活動も大変だと思いますが、市民の安全・
安心のためにこれからも頑張って頂きたいと思います。
今後の予定
- 11月27日 俳句の会
- 11月29日 バレーボール練習
- 11月30日 近畿至誠会
- 12月1日 NPO法人江川エコフレンド定期清掃作業
- 12月1日 鴨島地区人権フェスティバル
他 96 件