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代表質問 3.高越山ヒムクライムレースについて

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執筆 : 
admin 2023-12-7 19:40
3.高越山ヒムクライムレースについて
 1 レースの取組み状況は
 2 徳島自転車Tラインとの連携は

市長の公約の一つでもある「高越山での自転車ヒムクライム
レース」についてお伺いします。
自転車ヒムクライムレースとは、文字通り自転車で山や峠など
の坂道を登るレースであり、それほどのスピードも出ないので、
比較的安全なスポーツといえます。
自転車のヒムクライムレースは、全国各地で開催されており、
そのコースの自然形状やコース設定などの、レースの距離・
コースの平均斜度等によってレースの難易度があり参加者は
自分の能力に合わせて、レースを選んで参加しているようです。
北海道から沖縄まで全国各地で、各種のレースがあり、年間
約350レース余り開催されております。
徳島県でも先月11月19日に佐那河内村・大川原高原で
「さなごうち大川原高原ヒムクライム2023」が開催され、
県内外から171名の参加者があったそうです。このコースは、
平均斜度7.8%、9.77kmのタフなコースですが、優勝者
は31分余りで登り切ったそうです。
このレースを開催するにあたり、事前にコースの体験会を7月
30日に実施し、12名の参加者に、走行距離約27km、最大
高低差約850mのコースを体験してもらい、レースのコース
づくりやレースの運営方法の参考にされています。
本市の高越山で、このヒムクライムレースを行うとの事ですが、
多くのサイクリストを本市に呼び込んで、自転車を楽しむだけで
なく市内の様々な場所に立ち寄ってもらい、街おこしにつなげて
いけばどうでしょうか?
例えば、鴨島運動場に集まってもらい、吉野川市の東端にかかる
「大きな曲線の白いローゼ形式のアーチが特徴的な西条大橋」を
見ながら、くし形ワーレントラス橋の阿波中央橋の横を通り、
川島潜水橋や学島橋を見ながら、直弦(ちょくげん)ワーレン
トラスの阿波麻植大橋の横を通り、藍色に塗られた鋼桁橋(こう
けたきょう)の瀬詰大橋から、片引きの斜張橋(しゃちょうきょ
う)の岩津橋を見て、県道3号線を美郷に向いて駆け上がり、高
越山の登山口までの間を、吉野川の景観を楽しんで頂きながらの
ウォーミングアップランとして取り入れてはどうでしょか。
また、レース終了後は美郷を経由して山の景色楽しんで頂き、チェ
リーロードから川島町を経由して鴨島運動場まで帰って頂ければ、
吉野川市の自然を満喫していただけると思います。
 また、レースともなれば安全が第一でございますので、ヒムクライ
ムレースのコースの整備はもちろんの事、レース要綱等も専門的な
知識も必要ですし、コース向かう経路の案内方法や安全も確保して
おかなければなりません。
 「高越山自転車ヒムクライムレース」への現在の取り組み状況と、
今後の取り組みについてお伺いいたします。
 また、自転車王国徳島を掲げている徳島県は「徳島自転車Tライ
ンルート」を策定しております。これは徳島県内でサイクリングライ
フを楽しんで頂こうと、県東部の鳴門市から阿南市にかけての直線と、
吉野川沿いの徳島から池田までの直線で構成されたTの字で構成され、
本市も「吉野川堤防道路と善入寺島・橋を楽しむルート」として「T
ラインおすすめルート」として「徳島自転車Tラインルートマップ」
に掲載されています。この度実施する「高越山ヒムクライムコース」
もこのTルートに加えて見ればどうでしょうか、市の考えをお伺い
いたします。

〇答 弁 香西産業経済部長
 高越山ヒムクライムレースについてのご質問に、順次ご答弁申し
上げます。
まず、現在の取り組み状況でございますが、11月2日(木曜日)に、
高越大橋から「つつじ公園」までの県道248号線と市道の道路状況
を、徳島県自転車競技連盟の方に下見をして頂きました。その結果、
一部の路面に補修が必要な箇所はありますが、競技自体は開催でき
そうである旨、確認できたところでございます。
また、主会場の候補地として山川町の「総合スポーツ運動場」も主
会場としての要件を満たすとのことで、レース開催に向けた最低限度
のインフラ関係の事前確認ができた状況となっております。
今回のルートは、県道と市道を合わせた全長約13kmで、標高差
は約1,000m、平均斜度は7.3%、最大勾配は17,1%であり、佐那
河内村で開催された「さなごうち大川原ヒムクライム2023」のルー
トよりも、道幅が狭く距離が長い過酷なルートであり、安全・安心にレ
ースを開催するためには、十分な事前調査と入念な準備が必要となります。
競技開催には、ルート以外にも安全管理上様々な制約があり、アス
リート・ファーストの安全で安心な競技開催とするためには、自転
車競技連盟をはじめ、警察や消防など関係機関・団体等と連携を深め、
地域も巻き込んだ「実施体制の構築」が重要であり、何より地元の
皆さんの応援が必要不可欠です。
つきましては、「今後の取り組み」としまして、今回の下見で指摘を
受けた路面状況を早急に改善すると共に、レース開催に向けた準備
委員会を立ち上げ、地元や市民の皆さんから歓迎され、応援して
いただけるレース開催となるよう、機運を盛り上げて参りたいと
考えております。
ご提案いただいた、鴨島運動場からのウォーミングアップランや
徳島自転車Tラインルートの連携等につきましても、今後、自転車
を活用した地域活性化事業の一環としまして、自転車競技連盟、
県や関係機関・団体と協議し検討して参ります。
以上でございます。

〇要 望
 ありがとうございました。
11月2日に、県自転車競技連盟の方にコースの下見をして頂いて、
一部の路面補修でレースは開催出来そうである。開催に向けて、地元
の方々や関係諸機関と協力しながら機運を盛り上げていきたいとの
事です。
結構、ハードなコースであるとの事ですが、どんなレースになるのか、
楽しみです。
市外や県外から多くの方々がレースに参加して頂けると思いますので
、高越山だけでなく、市内の各所も回って頂き、吉野川市の良い所を
存分に見て欲しいと思います。
また、徳島自転車Tラインルートとの連携をとれば、鳴門大橋に
自転車道が完成すれば、以前に提案した「ナショナル・サイクル
・ルート」への連携も取れるのではないかと思いますので、県や
関係機関・団体と協議していただきたいと思います。
高越山ヒムクライムレースが盛大に開催されますよう、万全の準備
をお願いして、次の質問に移りたいと思います。