3.市制20周年記念事業について
(1)ラジオ体操の実施内容は
(2)吉野川市史(偉人編)の編さん事業は
であります
令和6年度に吉野川市制20周年を迎え、市制
20周年記念事業が数多く予定されていますが、
その内の2点について質問いたします。
1点目に、巡回ラジオ体操・みんなの体操会事業
についてお伺いいたします。
ラジオ体操は、毎朝午前6時30分NHKラジオ
で放送され、場所を選ばず短時間で手柄にできる
ものであり、健康寿命の延伸を図るとともに、保育
所や幼稚園、小学校の児童や中学生・高校生なども
運動会や体育の授業で経験し運動を伴うイベント
の前には必ずといってよいほど、実施され、あらゆ
る世代の方々の認知を得ている運動だと思います。
旧の鴨島町時代に鴨島第一中学校で開催された
記憶がありますが、今回、市制20周年記念事業
の一環として開催されるようですが、開催内容
をお伺いいたします。
次に、吉野川市の文化や教育、産業などに尽くし
た先人達の功績を歴史に刻もうと「吉野川市史
(「偉人編)」を編さんする事業も予定されてい
るとの事ですが、本市は、麻植郡の4町村が平成
の大合併で生まれた市で、20年経過いたしま
したが、合併以前の旧鴨島・川島・山川・美郷の
町史や村史には昭和の大合併以前の歴史や人物
なども脈々と綴られています。
また、以前市制10周年を迎える前の、市議会定
例会で「吉野川市(麻植郡)の歴史を刻む「麻植
郡史」はあるのか、との質問をしたところ、「麻
植郡教育会」が大正11年に発刊して、昭和48
年に再刊された「麻植史」があるとの答弁でした。
そしてその当時に、地元の県立川島高校の生徒
が、校歌にある「忌部の郷の丘の上に」と「蓬を
ただす麻として」という歌詞をきっかけに、忌部
氏に興味を持って研究し、「第5回全国高校生歴
史フォーラム」で『わがふるさと、忌部の郷を探
る 徳島県吉野川市(旧麻植郡)に継承されてい
る忌部氏族と「あらたえ」について』というテー
マで発表し、見事に優秀賞を受賞いたしました。
私の知らない麻植郡の歴史をわかりやすく丁寧
に論じた素晴らしい発表でした。
その事を踏まえて、このような歴史観を持った
子ども達がいることは非常に素晴らしい事だと
思います。自分の住む町の歴史を知ることは、そ
の土地のルーツを改めて再発見することにも繋
がり、今後の街の発展のために不可欠なことだ
と思います。素晴らしい歴史を持った麻植や忌
部の先人達の歴史を吉野川市として、どのよう
な形で今後、子ども達に継承していくのか、と質
問したところ、
当時の市長から「吉野川市の前身である、麻植郡
の歴史は本当に非常に大切なものと考えている。
麻植という名前も歴史的に大変意味のある名称
で、こうした麻植郡の歴史やいわれは、次の世代
に必ず語り継いでいかなければならない重要事
項だと考えている。
麻植郡や忌部の郷土の歴史資料にあわせて、麻
植郡の歴史の上に、新しい吉野川市の歴史を刻
んでいかなければならない」という答弁を頂き
ました。
今回は20周年記念事業として偉人の市史を作
成するとの事ですが、どのような内容を考えて
いるのかお伺いいたします。
○答 弁 鳩成総務部長
「20周年記念事業について」のご質問のうち
「ラジオ体操」について、ご答弁申し上げます。
「ラジオ体操」は、逓信省簡易保険局が昭和3年に
制定したもので、90年を超える歴史があるとと
もに、全国的な認知度も97%と言われ、世代を問
わず多くの方々に親しまれております。
開催当日は、NHKラジオ第一で全国に向けて生
放送され、開催自治体の紹介もされることから、市
制20周年の機運を盛り上げる良い機会と考えて
おります。
開催日は、本年9月29日(日)で、開催場所は、
鴨島第一中学校運動場となっております。参加人
数は、概ね1,000人程度を予定しており、幅広
い年齢層の方に参加いただけるよう、事前の周知・
広報に努めて参りたいと考えております。
〇答 弁 馬郷副教育長
20周年記念事業についてのご質問のうち教育
委員会分についてご答弁申し上げます
市史の偉人編さんについてでございますが、偉
人編につきましては、これまでNPO法人吉野川
市文化協会が平成27年に発刊した「吉野川市の
文化に尽くした先人たち」のみで、内容としまして
は、東京浅草で活躍した喜劇俳優、曾我廼家五九郎
氏や日本南画界の重鎮である林雲渓氏など120
名の文化人を掲載したものでございます。
今回、吉野川市制20周年を記念し作成する市
史(偉人編)の編さんにつきましては「吉野川市の
文化に尽くした先人たち」を参考とし、文化人に加
え、藍作の地を求め北海道仁木町を開拓した仁木
竹吉氏、三菱グループの創業者である岩崎弥太郎
氏の側近で、日本郵船の創設に尽力した近藤廉平
氏など産業や教育に貢献された方も追加する予定
としております。
刊行後は、図書館に配架するほか、小中学生をは
じめ、希望する市民に配布する予定としておりま
す。
市史(偉人編)を通して、長い歴史の中で偉業を
成し遂げた本市の先人たちの遺徳を偲ぶとともに、
本市への愛着を深めていただきたいと考えており
ます。
以上でございます。
○要 望
ありがとうございました
ラジオ体操は令和6年9月29日(日)に鴨島第
一中学校運動場で開催して、参加人数を約1,000
人程度を予定しているとのことです。
ラジオ体操は、毎朝6時30分からNHKラジ
オで放送されており、市民の皆さんのなかにも
体操を行っている人も多いのではないでしょう
か。私も第一体操だけの約3分間ですが毎朝体
操し、その日の自分の体調のチェックを行って
おります。
また、NHK総合テレビでも、11時30分から
と14時55分からの5分間放映されています。
短い時間の運動ですが、毎日続けることによっ
て、体の柔軟性の向上、血行増進、血液やリンパ
の循環促進、腰痛や肩こりの改善、冷え性の改善、
免疫力アップなどの効果があるとされ、フレイ
ル予防や介護予防にも利用されています。
今回の巡回ラジオ体操が、市民の皆さんの健康
増進のきっかけになれば良いのではないでしょ
うか。
次に、市史の偉人編編さんについてですが、市政
20周年を迎え、市の歴史や成長を振り返り、地
域の文化や発展に対する貢献を記録し、歴史の
一歩として後世に残すことで、市民が自分たち
の地域の過去を理解し、誇りを持つことができ
る大切な事業だと思います。特に、麻植郡から吉
野川市にかけて地域の文化・教育や産業の分野
で発展に貢献された、偉人の方々の足跡を、小中
学生を始め市民の皆様に広く知って頂くことが、
今後の市の発展にも大切な事だと思いますので、
しっかりと編さんして頂きたいと思います。
また、偉人だけで無く、阿波忌部氏から続いてい
る地域全体の歴史について書かれている数々の
歴史書や麻植郡史の上に吉野川市の歴史を刻ん
で頂きたいと思います。
それでは、最後の質問に移らさせて頂きます。
(1)ラジオ体操の実施内容は
(2)吉野川市史(偉人編)の編さん事業は
であります
令和6年度に吉野川市制20周年を迎え、市制
20周年記念事業が数多く予定されていますが、
その内の2点について質問いたします。
1点目に、巡回ラジオ体操・みんなの体操会事業
についてお伺いいたします。
ラジオ体操は、毎朝午前6時30分NHKラジオ
で放送され、場所を選ばず短時間で手柄にできる
ものであり、健康寿命の延伸を図るとともに、保育
所や幼稚園、小学校の児童や中学生・高校生なども
運動会や体育の授業で経験し運動を伴うイベント
の前には必ずといってよいほど、実施され、あらゆ
る世代の方々の認知を得ている運動だと思います。
旧の鴨島町時代に鴨島第一中学校で開催された
記憶がありますが、今回、市制20周年記念事業
の一環として開催されるようですが、開催内容
をお伺いいたします。
次に、吉野川市の文化や教育、産業などに尽くし
た先人達の功績を歴史に刻もうと「吉野川市史
(「偉人編)」を編さんする事業も予定されてい
るとの事ですが、本市は、麻植郡の4町村が平成
の大合併で生まれた市で、20年経過いたしま
したが、合併以前の旧鴨島・川島・山川・美郷の
町史や村史には昭和の大合併以前の歴史や人物
なども脈々と綴られています。
また、以前市制10周年を迎える前の、市議会定
例会で「吉野川市(麻植郡)の歴史を刻む「麻植
郡史」はあるのか、との質問をしたところ、「麻
植郡教育会」が大正11年に発刊して、昭和48
年に再刊された「麻植史」があるとの答弁でした。
そしてその当時に、地元の県立川島高校の生徒
が、校歌にある「忌部の郷の丘の上に」と「蓬を
ただす麻として」という歌詞をきっかけに、忌部
氏に興味を持って研究し、「第5回全国高校生歴
史フォーラム」で『わがふるさと、忌部の郷を探
る 徳島県吉野川市(旧麻植郡)に継承されてい
る忌部氏族と「あらたえ」について』というテー
マで発表し、見事に優秀賞を受賞いたしました。
私の知らない麻植郡の歴史をわかりやすく丁寧
に論じた素晴らしい発表でした。
その事を踏まえて、このような歴史観を持った
子ども達がいることは非常に素晴らしい事だと
思います。自分の住む町の歴史を知ることは、そ
の土地のルーツを改めて再発見することにも繋
がり、今後の街の発展のために不可欠なことだ
と思います。素晴らしい歴史を持った麻植や忌
部の先人達の歴史を吉野川市として、どのよう
な形で今後、子ども達に継承していくのか、と質
問したところ、
当時の市長から「吉野川市の前身である、麻植郡
の歴史は本当に非常に大切なものと考えている。
麻植という名前も歴史的に大変意味のある名称
で、こうした麻植郡の歴史やいわれは、次の世代
に必ず語り継いでいかなければならない重要事
項だと考えている。
麻植郡や忌部の郷土の歴史資料にあわせて、麻
植郡の歴史の上に、新しい吉野川市の歴史を刻
んでいかなければならない」という答弁を頂き
ました。
今回は20周年記念事業として偉人の市史を作
成するとの事ですが、どのような内容を考えて
いるのかお伺いいたします。
○答 弁 鳩成総務部長
「20周年記念事業について」のご質問のうち
「ラジオ体操」について、ご答弁申し上げます。
「ラジオ体操」は、逓信省簡易保険局が昭和3年に
制定したもので、90年を超える歴史があるとと
もに、全国的な認知度も97%と言われ、世代を問
わず多くの方々に親しまれております。
開催当日は、NHKラジオ第一で全国に向けて生
放送され、開催自治体の紹介もされることから、市
制20周年の機運を盛り上げる良い機会と考えて
おります。
開催日は、本年9月29日(日)で、開催場所は、
鴨島第一中学校運動場となっております。参加人
数は、概ね1,000人程度を予定しており、幅広
い年齢層の方に参加いただけるよう、事前の周知・
広報に努めて参りたいと考えております。
〇答 弁 馬郷副教育長
20周年記念事業についてのご質問のうち教育
委員会分についてご答弁申し上げます
市史の偉人編さんについてでございますが、偉
人編につきましては、これまでNPO法人吉野川
市文化協会が平成27年に発刊した「吉野川市の
文化に尽くした先人たち」のみで、内容としまして
は、東京浅草で活躍した喜劇俳優、曾我廼家五九郎
氏や日本南画界の重鎮である林雲渓氏など120
名の文化人を掲載したものでございます。
今回、吉野川市制20周年を記念し作成する市
史(偉人編)の編さんにつきましては「吉野川市の
文化に尽くした先人たち」を参考とし、文化人に加
え、藍作の地を求め北海道仁木町を開拓した仁木
竹吉氏、三菱グループの創業者である岩崎弥太郎
氏の側近で、日本郵船の創設に尽力した近藤廉平
氏など産業や教育に貢献された方も追加する予定
としております。
刊行後は、図書館に配架するほか、小中学生をは
じめ、希望する市民に配布する予定としておりま
す。
市史(偉人編)を通して、長い歴史の中で偉業を
成し遂げた本市の先人たちの遺徳を偲ぶとともに、
本市への愛着を深めていただきたいと考えており
ます。
以上でございます。
○要 望
ありがとうございました
ラジオ体操は令和6年9月29日(日)に鴨島第
一中学校運動場で開催して、参加人数を約1,000
人程度を予定しているとのことです。
ラジオ体操は、毎朝6時30分からNHKラジ
オで放送されており、市民の皆さんのなかにも
体操を行っている人も多いのではないでしょう
か。私も第一体操だけの約3分間ですが毎朝体
操し、その日の自分の体調のチェックを行って
おります。
また、NHK総合テレビでも、11時30分から
と14時55分からの5分間放映されています。
短い時間の運動ですが、毎日続けることによっ
て、体の柔軟性の向上、血行増進、血液やリンパ
の循環促進、腰痛や肩こりの改善、冷え性の改善、
免疫力アップなどの効果があるとされ、フレイ
ル予防や介護予防にも利用されています。
今回の巡回ラジオ体操が、市民の皆さんの健康
増進のきっかけになれば良いのではないでしょ
うか。
次に、市史の偉人編編さんについてですが、市政
20周年を迎え、市の歴史や成長を振り返り、地
域の文化や発展に対する貢献を記録し、歴史の
一歩として後世に残すことで、市民が自分たち
の地域の過去を理解し、誇りを持つことができ
る大切な事業だと思います。特に、麻植郡から吉
野川市にかけて地域の文化・教育や産業の分野
で発展に貢献された、偉人の方々の足跡を、小中
学生を始め市民の皆様に広く知って頂くことが、
今後の市の発展にも大切な事だと思いますので、
しっかりと編さんして頂きたいと思います。
また、偉人だけで無く、阿波忌部氏から続いてい
る地域全体の歴史について書かれている数々の
歴史書や麻植郡史の上に吉野川市の歴史を刻ん
で頂きたいと思います。
それでは、最後の質問に移らさせて頂きます。
今後の予定
- 11月27日 俳句の会
- 11月29日 バレーボール練習
- 11月30日 近畿至誠会
- 12月1日 NPO法人江川エコフレンド定期清掃作業
- 12月1日 鴨島地区人権フェスティバル
他 96 件