7.有機フッ素化合物(PFAS)問題に
ついて
(1)本市の水道水は
(2)今後の対応は
について、質問いたします
環境や人体に有害性が指摘されている有機
フッソ化合物(PFAS ピーファス)ですが、
日本各地で国が設けた「暫定目標値」を超える
濃度のPFASが水道水や地下水から検出さ
れ問題となっています。
ピーファス、PFAS(ペルフルオロアルキル化
合物)とは有機フッ素化合物の総称で、これら
はフッ素と炭素の強い結合を特徴とする合成
化合物の大きなグループであり、撥水性や耐油
性、耐熱性などの優れた特性を持ち、日常的に
フライパンのフッ素加工、レインコートの撥水
加工や化粧品のファンデーションやリップ、ス
キー板のワックスなど様々な製品に使用され
ております。
この化合物の中で、PFOS(ピーフォス)とP
FOA(ピーフォア)が国際条約で製造・輸入
が禁止されています。
国の食品安全委員会から、PFOS(ピーフォ
ス)とPFOA(ピーフォア)による健康への影響
については、これらの化合物は分解されにくく、
環境中や人体内に長期間残留する可能性があり、
健康への影響として、出生時の体重低下、ワクチ
ン接種後の抗体低下、コレステロール値の上昇、
腎臓がんのリスク増加などが懸念されています。
環境省が「有機フッ素化合物全国存在状況把握
調査」を実施したとありますが、本市における結
果はどうであったのか、また、今後の水道水の安
全性についての対応はどのように考えているの
か質問いたします。
〇答 弁:松家水道部長
「PFAS(ピーファス)について」のご質問に、
ご答弁申し上げます。
議員お話のとおり、令和2年度、環境省が公共
用水域、及び地下水における「有機フッ素化合物
PFAS(ピーファス)」について、「全国調査」
を実施しており、本市の水道施設では、鴨島浄水
場において水質検査の採水を行っております。
水質検査の結果についてでございますが、PF
OS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)の
合算値は4ナノグラム以下であり、国が定める暫
定目標値である1リットル当たり50ナノグラ
ム以下と大きく下回っておりました。
令和3年度には、本市が運営するその他8カ所
の浄水場での水質検査を本市独自で行い、すべて
の浄水場において、2ナノグラムを下回っており
ました。
しかしながら、PFASは、全国各地の浄水場や
河川で検出されており、令和5年10月、厚生労
働省からの通知では、「水源のPFASについて、
浄水場・取水場の取水地点より上流に工場等が無
い場合であっても、高濃度となっている可能性は
否定できない」とされています。
そこで、本市では、検査実施から3年が経過し
ていることから、今年7月に改めて市内全浄水場
で水質検査を行ったところ、すべての浄水場にお
いて、測定可能な2ナノグラムを下回っており、
安全性に問題が無いことを確認しております。
今後も国の動向に注視しながら、安全で安心な
水道水の供給に取り組んで参ります。
以上でございます。
〇要 望
ありがとうございました
発がん性が指摘されている有機フッ素化合物
PFASの問題が各地の浄水場や河川で検出され
ている事態を受けて、政府が今年5月下旬に47
都道府県の担当部署や水道事業者に水道水の全
国調査を要請いたしました。
この問題が、6月に新聞やテレビで報道された
ことで市民の方から「本市の水道水は大丈夫なの
か」とのご相談を受けて、水道部に相談いたしま
したところ、ご答弁にありましたように、素早い
対応していただき、7月に市内全浄水場で水質検
査を行いすべての浄水場において暫定基準値を
大幅に下回っている結果であるという報告で、安
心いたしました。
今後も、市民の健康と安心を守るために、安全
で安心な水道水の供給に取り組んで頂くことを
お願いして、
薫風会の代表質問を終わりたいと思います。
ありがとう ございました。
ついて
(1)本市の水道水は
(2)今後の対応は
について、質問いたします
環境や人体に有害性が指摘されている有機
フッソ化合物(PFAS ピーファス)ですが、
日本各地で国が設けた「暫定目標値」を超える
濃度のPFASが水道水や地下水から検出さ
れ問題となっています。
ピーファス、PFAS(ペルフルオロアルキル化
合物)とは有機フッ素化合物の総称で、これら
はフッ素と炭素の強い結合を特徴とする合成
化合物の大きなグループであり、撥水性や耐油
性、耐熱性などの優れた特性を持ち、日常的に
フライパンのフッ素加工、レインコートの撥水
加工や化粧品のファンデーションやリップ、ス
キー板のワックスなど様々な製品に使用され
ております。
この化合物の中で、PFOS(ピーフォス)とP
FOA(ピーフォア)が国際条約で製造・輸入
が禁止されています。
国の食品安全委員会から、PFOS(ピーフォ
ス)とPFOA(ピーフォア)による健康への影響
については、これらの化合物は分解されにくく、
環境中や人体内に長期間残留する可能性があり、
健康への影響として、出生時の体重低下、ワクチ
ン接種後の抗体低下、コレステロール値の上昇、
腎臓がんのリスク増加などが懸念されています。
環境省が「有機フッ素化合物全国存在状況把握
調査」を実施したとありますが、本市における結
果はどうであったのか、また、今後の水道水の安
全性についての対応はどのように考えているの
か質問いたします。
〇答 弁:松家水道部長
「PFAS(ピーファス)について」のご質問に、
ご答弁申し上げます。
議員お話のとおり、令和2年度、環境省が公共
用水域、及び地下水における「有機フッ素化合物
PFAS(ピーファス)」について、「全国調査」
を実施しており、本市の水道施設では、鴨島浄水
場において水質検査の採水を行っております。
水質検査の結果についてでございますが、PF
OS(ピーフォス)とPFOA(ピーフォア)の
合算値は4ナノグラム以下であり、国が定める暫
定目標値である1リットル当たり50ナノグラ
ム以下と大きく下回っておりました。
令和3年度には、本市が運営するその他8カ所
の浄水場での水質検査を本市独自で行い、すべて
の浄水場において、2ナノグラムを下回っており
ました。
しかしながら、PFASは、全国各地の浄水場や
河川で検出されており、令和5年10月、厚生労
働省からの通知では、「水源のPFASについて、
浄水場・取水場の取水地点より上流に工場等が無
い場合であっても、高濃度となっている可能性は
否定できない」とされています。
そこで、本市では、検査実施から3年が経過し
ていることから、今年7月に改めて市内全浄水場
で水質検査を行ったところ、すべての浄水場にお
いて、測定可能な2ナノグラムを下回っており、
安全性に問題が無いことを確認しております。
今後も国の動向に注視しながら、安全で安心な
水道水の供給に取り組んで参ります。
以上でございます。
〇要 望
ありがとうございました
発がん性が指摘されている有機フッ素化合物
PFASの問題が各地の浄水場や河川で検出され
ている事態を受けて、政府が今年5月下旬に47
都道府県の担当部署や水道事業者に水道水の全
国調査を要請いたしました。
この問題が、6月に新聞やテレビで報道された
ことで市民の方から「本市の水道水は大丈夫なの
か」とのご相談を受けて、水道部に相談いたしま
したところ、ご答弁にありましたように、素早い
対応していただき、7月に市内全浄水場で水質検
査を行いすべての浄水場において暫定基準値を
大幅に下回っている結果であるという報告で、安
心いたしました。
今後も、市民の健康と安心を守るために、安全
で安心な水道水の供給に取り組んで頂くことを
お願いして、
薫風会の代表質問を終わりたいと思います。
ありがとう ございました。
今後の予定
- 11月27日 俳句の会
- 11月29日 バレーボール練習
- 11月30日 近畿至誠会
- 12月1日 NPO法人江川エコフレンド定期清掃作業
- 12月1日 鴨島地区人権フェスティバル
他 96 件