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平成24年吉野川市議会12月定例会  質問その2

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執筆 : 
admin 2012-12-23 15:33
平成24年吉野川市議会12月定例会  質問その2

それでは、続きまして
〇子育て支援について について、質問いたします、最初に
1.子育て支援センター(ちびっ子ドーム)について質問いたし
ます
庁舎統合によって、空き庁舎となった川島庁舎は「こども
園」として生まれ変わるべく改築される予定ですが、設計等
の進捗状況はどうなっているのか、どのようなスケジュール
で改築するのか。
また、現在3階にある、子育て支援センター(ちびっ子ド
ーム)は庁舎改築中はどのように業務を行うのかをまず、
質問させて頂きます。
 
次に2番目として
2.発達支援の施設整備について、質問いたします
現在山川町堤外にある、「発達支援センターよしのがわ」
は、児童福祉法に基づく障がい児通所支援の「児童発達支援
事業」を行っております。
ことばの発達、行動、友達関係、学習(読み、書き、計算)
など乳幼児期から就学前後の 発達と教育に関する相談と
指導を行い、吉野川市健康推進課から委託されて行っている
相談指導が年間約190名、徳島県障がい児等療育支援事業
の相談が約230名などで、児童発達支援の施設は年間約2
800名の利用者があります。
ところが、「発達支援センターよしのがわ」は古い鉄骨造
りで、大雨が降ると雨漏りがする、山川町身体障害者福祉セ
ンターの2階に設置されており、非常に狭く指導者と利用者
が工夫しながら使っておりますが、近年利用者の増加から手
狭になってきております。
今回、川島庁舎を改築して「こども園」として生まれ変わ
りますが、この機会に「発達支援」や「特別支援」の子ども
達の施設も併設すれば、利用者にとっては便利になるのでは、
ないでしょうか。
吉野川市として、今後の発達支援や特別支援の施設整備に
ついてどのように考えているのか、質問いたします。

つづいて、3番目として
3.公立保育所の民営化スケジュールについて、質問いたします
先般、発表された幼稚園・保育所の再編に向けての構想では、
川島地区においては「川島こども園」定員200人、鴨島地
区では「鴨島西こども園」定員200人、「鴨島東こども園」
定員200人、「鴨島中こども園」民間移管(鴨島幼稚園・
知恵島幼稚園・鴨島中央保育所を併せて195人) 山川・
美郷地区では「山川西こども園」定員150人と、「山川東
こども園」民間移管(山瀬幼稚園と山川東保育所で130人)
と発表されています。
現在においては、鴨島中央保育所と山川東保育所は指定
管理者制度で運営されていますが、今後は、どのような体
制で運営していくのかを質問いたします。
また、当初の吉野川市の再編構想になかった民間の「こど
も園」が鴨島地区で計画されているとお聞きしましたが、吉
野川市の再編計画の見直しはされるのか、今後のスケジュー
ルはどうするのかを質問いたします。

 A.宮本健康福祉部次長
   「川島こども園」改修工事設計業務の進捗状況ですが、ま
もなく実施設計の概要ができる段階となっています。
 今後、関係部署、設計業者などと協議を進めていき外構工事と
設備工事などの詳細を詰め、実施設計完成していきます。
 子育て支援センター「ちびっこドーム」は、親子の交流や子育
て家庭等に対する育児不安等の相談・指導がワンストップで対応
できる施設として平成21年度に開設し、人気が高く年々利用者
が増えております。
 先月11月の利用者は2011人で、ちびっこドームフェステ
ィバルには、約900人の参加者がありました。
 来年度は川島庁舎が改修工事にかかるため、3階部分にある子
育て支援センターは、庁舎東側にある「阿麻名郡連事務所」をお
借りして、引き続き業務を行って参りたいと考えています。
 1年間は仮施設となるため、大規模なイベント等はご不便をお
かけする恐れがありますが、子育て相談・親子の交流・子育て情
報等は今まで通り実施してまいります。

続きまして、公立保育所の民営化についてのご質問ですが
本市の公立保育所は、これまで地域における子育て支援の拠点施
設として、特に乳児保育や障害者保育あるいは延長保育などの保
育事業の実施についても先進的に取り組んできました。そのため、
現在にいたるまでの公立保育所の果たしてきた役割は大きなもの
と考えます。
 ただ、近年急速な少子・高齢化の進行とともに、核家族化、女
性の社会進出の増加などにより、子どもや家庭を取り巻く環境が
大きく変化していることから、新たな保育ニーズに応じるため、
民間活力の導入を図ります。同時に保育所運営にかかる経費の削
減にも取り組む必要があります。

民営化の進め方については、現在指定管理をしている2箇所の保
育所の指定管理期間が平成25年度までとなっていますので、今
後、民営化基本方針を検討し、保護者・住民の皆様への説明を行
い、ご意見を伺いながら段階的に準備を進めたいと考えておりま
す。
 なお、幼保再編構想に示したこども園への移行については、平
成26年度に鴨島地区に民間の保育所及び認定こども園が開設さ
れることにより、今後の幼稚園・保育所を取り巻く環境の変化や
市の財政状況などを勘案して、地域の理解を得ながら段階的に進
めていかなければならないと考えています。

 A.河野健康福祉部長
   「発達支援」についての、ご質問にご答弁申し上げます。
  吉野川市の発達支援事業は、1歳6か月児健診及び3歳児健
診時に、心理相談員が  発達検査を実施しながら子どもの
発達を確認するとともに、育児相談を行っています。
   また、心理相談員と保健師が保育所を訪問し、健診時に経
過観察となった子どもの  集団生活の様子を確認し、子ど
もの成長を促す関わり方をアドバイスしております。
   さらには、健診で経過観察を必要とする子どもについては、
「のびのび相談」として発達検査を川島庁舎で実施し、療育
指導(セッション)として「発達支援センターよしのがわ」に
おいて、遊び運動をとおして、先生と子どもが1対1で、年齢
と発達に  合わせた個別指導を実施・今後の子どもへの対応
等について保護者の方に、説明しております。
検査、療育指導とも、担当保健師が同席し、保護者と先生と
の連携及びその後の経過観察を行い、必要な支援を継続してい
るところでございます。
また、県の事業として、外来療育事業(地域療育支援事業)
を、「発達支援センターよしのがわ」において、実施いたしてお
ります。
「発達支援」や「特別支援」は、今後も必要不可欠な支援事
業と考えており、より高い専門性を持って子どもの「発達支援」
を支える同センターは、市の中心的な担い手として、活動して
いただいていると考えています。
活動にあたって現在の施設が手狭とのことでございますが、
「川島庁舎」についてはご承知のように「こども園」として整備
いたしますので、併設については出来ない状況でございます。
つきましては、幼保再編後の空き施設の活用も含め児童発達
支援事業の支援について今後・検討して参りたいと考えており
ます。     以上でございます。

ありがとうございました
1.子育て支援センターについては
  改築中は、川島庁舎の東側にある阿麻名郡連事務所(あさ
なぐんれんじむしょ)を使用するとのことですが、進入路が
解りづらいようですし、道路も狭いようなので十分に利用者
に周知を行い、交通安全に十分な配慮をお願いしたいと思い
ます。

また、2.今後の幼稚園・保育所の再編につきましては、地域
の皆様に十分な理解を頂いて、進めていくようにして下さい。

また、3.「発達支援センターよしのがわ」につきましては
川島こども園の完成後に空く、川島町内の空き施設を活用
するとの事ですがよろしくお願いいたします。

現在利用している施設は、床面積が狭く、発達障害の療育
指導に必要な「ボールプール」や「トンネル」や「ブランコ」
や「運動マット」などが混在して設置されていますが、利用
者の増加により手狭になってきております。
また、障がいの療育指導相談や育児相談を行う、部屋も無
く苦労をしています。
今後益々増加すると考えられる発達障がいや特別支援の
子ども達のために、就学前の子ども達の児童発達支援施設や、
就学後の子どもが利用する放課後等ディサービスなどの設
置も視野に入れ「発達支援センターよしのがわ」の施設移転
の際には、現場の意見を十分に取り入れて、障がい児支援に
十分な活動が出来る素晴らしい施設にして頂きますよう、
お願いいたします。

川真田市長も、選挙公約で「子育て支援の更なる充実」を
掲げておりましたので今後、よろしくお願いいたします。



(11月に開催された、ちびっこドームフェスティバルの様子)

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