長崎県南島原市立北有馬幼稚園
1月29日午前10時50分から13時
長崎県南島原市議会 副 議 長 黒石 英雄
〃 文教委員長 金子 憲太郎
〃 事務局長 酒井 久
〃 市立有馬小学校校長 山田 芳弘
〃市立北有馬幼稚園主任 本田 恵美子
〃 教育委員会 林 與一郎
〃 教育委員会 末永 透
研修
〇幼稚園給食について 本田主任説明
事前に送付した質疑についての応答から説明
Q.給食センターでの対応について
A.共同調理場方式による完全給食を提供、毎日定刻(11:45)に配送される。
温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たくして美味しく食べられる温度となって食缶
に入ってくる。給食費もセンターの取扱いとなっており、幼稚園では取次をしている
Q.アレルギー園児の対応について
A.本年度はアレルギーの園児はいないが、以前に「卵アレルギー」「青魚アレルギー」の
園児がいた。完全除去食と代替食を提供してもらっていた。保護者からの申出を受け、
給食センター栄養士と面談を行い、医師の診断に基づき対応を決定。
南島原市教育委員会作成のアレルギー対応マニュアルに沿っての対応である。
Q.配食方法(配送車)について
A.給食センター所有の配送車にて、11時45分着を目途に配送されてくる。
回収は給食センター職員の休憩時間後となる。
北有馬地区内の小学校・中学校の配送も行っている。
Q.園内での園児への配食方法について
A.年齢が低いので、給食センター発行の配膳図を参考に職員の配食となっているが、お
盆に食器を並べる作業や、食べた後の食器の片付けは出来る範囲で子ども達が行って
いる。園児が出来ることはできるだけ子ども達にさせて、出来ることの自信につなげ
るようにしている。
牛乳については、紙パックを開けるのが難しいのでコップを使用している。
Q.食器・食事量は
A.食器はお盆にご飯茶碗、汁椀、お皿、お箸、スプーンと置くようになっていて、
子どもが行っている。
ご飯とおかずを交互に食べることや、お箸の持ち方等の食事のマナーをその都度
指導している。
食事量は、小学生基準の7割程度であるが、個に応じて量を調整しており、完食
した喜びを味あわせるようにしている。
Q.給食の費用は
A.幼稚園は1ケ月4000円である。(小学校は3800円)
Q.北有馬幼稚園の園児数と教員数は
A.3歳児14名、4歳児6名、5歳児12名の合計32名である。
職員は各クラス1名と主任1名、用務員1名の合計5名である。
8時開園であずかり保育があるので5時30分閉園である
Q.給食費の滞納者の扱いは
A.現在のところ幼稚園では滞納者はいない。
Q.食育への対応は
A.環境に恵まれているので自家栽培を始め、地産地消を積極的に行っている。
長崎県に幼稚園は54園あるが、島原地域で市立幼稚園はここだけである。
幼稚園教育(幼児教育)を求める保護者がいる限り、公立幼稚園を守っていきたい。
Q.幼稚園の給食開始はいつから
A.幼稚園は昭和54年開園で給食開始は平成10年に給食センターが出来てからである
保護者からの要望で給食を始めた。
基本的には、お母さんが楽をするための給食ではない。
Q.米食とパン食の割合は
A.パン食は週1回である(パンの方が値段が高い)。米は地場産を使用している。
栄養士の先生が麦ごはん等に力を入れている。
Q.子ども達の好き嫌いへの対応は、牛乳などが飲めない子は
A.葉物やきゅうりが嫌いな子は多いが、無理して食べさせることはしない。
子どもが自然に食べられるようになるまで、気長に指導するようにしている。
牛乳を飲めない子は、お茶で対応する(アレルギー等)
Q.アレルギーへの対応は
A.教育委員会でアレルギー対応マニュアルを作成しているので、後日郵送いたします。
魚アレルギーの子がいれば、豆腐料理などの代替メニューで対応している。
Q.給食センターの食数は
A.約450食である。
11時45分に、給食配送センターの配送車が到着した。
園児と一緒に、配食・食事・片付けを行った。
メニューは、ごとう山菜ごはん、鰆の西京焼き、ふしめん汁、ひょっつるの酢の物
牛乳、いちごゼリー でした。
所感
吉野川市では、来年度に幼稚園に試験給食を実施して、26年度から本格的に幼稚園
給食を実施する予定となっている。各幼稚園での配食時に人員が不足するという現場の
声や、給食センターの配送車が不足するとの声を聞き、幼稚園給食の現状を確認するため
給食センターから市立幼稚園の配食を行っている、北有馬幼稚園への視察研修となった。
現場の主任教諭からの話を聞き、実際の給食現場を体験したが、思っていたより園児は
配食や食事に対して、小学生の低学年程度に対応していた。
最初に、園児がお盆とお箸とゼリー、コップを自分で配食台から自分の机に運び、その
後教諭がコップに牛乳(アレルギーの子はお茶)を入れる。後は、園児が教諭が食缶から食器に盛付した、ご飯・おかず・お汁を一つずつ順番に自分で自分の机に運び、みんなが揃うのを静かに待っている。全員が揃ったら「いただきます」の声で、一緒に食べ始める。
食べるスピードは、それぞれ違うが比較的静かに食事を行っていた。(12:10頃)
年少組と年長組に別れて食事をしているが、先に年少組の配食を教諭4名で行い、年長組に1名園児の食事準備、年少組の配食終了後に年長組の配食を4名で行うという効率的な手順で行っていた。この方法だと、吉野川市の考えている、配食補助員は不要だと思う。
なお、年長組の食事終了時間は12時30分頃であった。(小学校が給食を開始する時間)
南島原市の概要
南島原市は、平成18年3月31日に、深江町、布津町、有家町、西有家町、北有馬町
南有馬町、口之津町、加津佐町の8カ町が合併し誕生した。いずれも雲仙山麓の南から南東斜面に位置する太陽の光に恵まれた明るい地域である。
長崎県の東南に位置し、有明海に面し、風光明媚、温暖な気候から農産海産物、手延べそうめんなど、美味しい地域産品に恵まれています。
面積は、169.91k? 人口は51,403人、18,715世帯である。
1月29日午前10時50分から13時
長崎県南島原市議会 副 議 長 黒石 英雄
〃 文教委員長 金子 憲太郎
〃 事務局長 酒井 久
〃 市立有馬小学校校長 山田 芳弘
〃市立北有馬幼稚園主任 本田 恵美子
〃 教育委員会 林 與一郎
〃 教育委員会 末永 透
研修
〇幼稚園給食について 本田主任説明
事前に送付した質疑についての応答から説明
Q.給食センターでの対応について
A.共同調理場方式による完全給食を提供、毎日定刻(11:45)に配送される。
温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たくして美味しく食べられる温度となって食缶
に入ってくる。給食費もセンターの取扱いとなっており、幼稚園では取次をしている
Q.アレルギー園児の対応について
A.本年度はアレルギーの園児はいないが、以前に「卵アレルギー」「青魚アレルギー」の
園児がいた。完全除去食と代替食を提供してもらっていた。保護者からの申出を受け、
給食センター栄養士と面談を行い、医師の診断に基づき対応を決定。
南島原市教育委員会作成のアレルギー対応マニュアルに沿っての対応である。
Q.配食方法(配送車)について
A.給食センター所有の配送車にて、11時45分着を目途に配送されてくる。
回収は給食センター職員の休憩時間後となる。
北有馬地区内の小学校・中学校の配送も行っている。
Q.園内での園児への配食方法について
A.年齢が低いので、給食センター発行の配膳図を参考に職員の配食となっているが、お
盆に食器を並べる作業や、食べた後の食器の片付けは出来る範囲で子ども達が行って
いる。園児が出来ることはできるだけ子ども達にさせて、出来ることの自信につなげ
るようにしている。
牛乳については、紙パックを開けるのが難しいのでコップを使用している。
Q.食器・食事量は
A.食器はお盆にご飯茶碗、汁椀、お皿、お箸、スプーンと置くようになっていて、
子どもが行っている。
ご飯とおかずを交互に食べることや、お箸の持ち方等の食事のマナーをその都度
指導している。
食事量は、小学生基準の7割程度であるが、個に応じて量を調整しており、完食
した喜びを味あわせるようにしている。
Q.給食の費用は
A.幼稚園は1ケ月4000円である。(小学校は3800円)
Q.北有馬幼稚園の園児数と教員数は
A.3歳児14名、4歳児6名、5歳児12名の合計32名である。
職員は各クラス1名と主任1名、用務員1名の合計5名である。
8時開園であずかり保育があるので5時30分閉園である
Q.給食費の滞納者の扱いは
A.現在のところ幼稚園では滞納者はいない。
Q.食育への対応は
A.環境に恵まれているので自家栽培を始め、地産地消を積極的に行っている。
長崎県に幼稚園は54園あるが、島原地域で市立幼稚園はここだけである。
幼稚園教育(幼児教育)を求める保護者がいる限り、公立幼稚園を守っていきたい。
Q.幼稚園の給食開始はいつから
A.幼稚園は昭和54年開園で給食開始は平成10年に給食センターが出来てからである
保護者からの要望で給食を始めた。
基本的には、お母さんが楽をするための給食ではない。
Q.米食とパン食の割合は
A.パン食は週1回である(パンの方が値段が高い)。米は地場産を使用している。
栄養士の先生が麦ごはん等に力を入れている。
Q.子ども達の好き嫌いへの対応は、牛乳などが飲めない子は
A.葉物やきゅうりが嫌いな子は多いが、無理して食べさせることはしない。
子どもが自然に食べられるようになるまで、気長に指導するようにしている。
牛乳を飲めない子は、お茶で対応する(アレルギー等)
Q.アレルギーへの対応は
A.教育委員会でアレルギー対応マニュアルを作成しているので、後日郵送いたします。
魚アレルギーの子がいれば、豆腐料理などの代替メニューで対応している。
Q.給食センターの食数は
A.約450食である。
11時45分に、給食配送センターの配送車が到着した。
園児と一緒に、配食・食事・片付けを行った。
メニューは、ごとう山菜ごはん、鰆の西京焼き、ふしめん汁、ひょっつるの酢の物
牛乳、いちごゼリー でした。
所感
吉野川市では、来年度に幼稚園に試験給食を実施して、26年度から本格的に幼稚園
給食を実施する予定となっている。各幼稚園での配食時に人員が不足するという現場の
声や、給食センターの配送車が不足するとの声を聞き、幼稚園給食の現状を確認するため
給食センターから市立幼稚園の配食を行っている、北有馬幼稚園への視察研修となった。
現場の主任教諭からの話を聞き、実際の給食現場を体験したが、思っていたより園児は
配食や食事に対して、小学生の低学年程度に対応していた。
最初に、園児がお盆とお箸とゼリー、コップを自分で配食台から自分の机に運び、その
後教諭がコップに牛乳(アレルギーの子はお茶)を入れる。後は、園児が教諭が食缶から食器に盛付した、ご飯・おかず・お汁を一つずつ順番に自分で自分の机に運び、みんなが揃うのを静かに待っている。全員が揃ったら「いただきます」の声で、一緒に食べ始める。
食べるスピードは、それぞれ違うが比較的静かに食事を行っていた。(12:10頃)
年少組と年長組に別れて食事をしているが、先に年少組の配食を教諭4名で行い、年長組に1名園児の食事準備、年少組の配食終了後に年長組の配食を4名で行うという効率的な手順で行っていた。この方法だと、吉野川市の考えている、配食補助員は不要だと思う。
なお、年長組の食事終了時間は12時30分頃であった。(小学校が給食を開始する時間)
南島原市の概要
南島原市は、平成18年3月31日に、深江町、布津町、有家町、西有家町、北有馬町
南有馬町、口之津町、加津佐町の8カ町が合併し誕生した。いずれも雲仙山麓の南から南東斜面に位置する太陽の光に恵まれた明るい地域である。
長崎県の東南に位置し、有明海に面し、風光明媚、温暖な気候から農産海産物、手延べそうめんなど、美味しい地域産品に恵まれています。
面積は、169.91k? 人口は51,403人、18,715世帯である。
今後の予定
- 11月27日 俳句の会
- 11月29日 バレーボール練習
- 11月30日 近畿至誠会
- 12月1日 NPO法人江川エコフレンド定期清掃作業
- 12月1日 鴨島地区人権フェスティバル
他 96 件