元気で明るい吉野川市を目指して

子どもたちが生き生きと個性を伸ばせるまちづくり
安心して暮らせる、安全に暮らせるまちづくり
美しく活気あるまちづくり

合同視察研修でした

カテゴリ : 
マイブログ
執筆 : 
admin 2015-2-21 11:00
薫風会・民主クラブ合同視察研修

場 所:鹿児島市犬迫町4705番地
    鹿児島市都市農業センター
日 時:平成27年2月16日(月) 午後2時30分より
参加者:薫風会・民主クラブ 計7名
鹿児島市経済局農林水産部都市農業センター経営技術係
 係長 榎田 浩二

 名刺交換の後、簡単な施設概要説明の後、施設を回りながら説明
を受け、質問をしながら施設内を歩いて回った。施設の広さは全部
で東京ドームの6.4倍程あります、ふれあいゾーンは8000平方メー
トル(8反)あり四季の花という事で、今は菜の花を植えています。
Q:市民が植えたのですか。
A:職員が植えました。
  ごんべさんという機械で植えています、春が菜の花、夏がひま
わり、秋がコスモスを植えています。咲きそろえば迷路になる
ように植えています。
Q:菜の花は漬け物にするのか
A:観賞用です。ここは四季の花園という事ですので食べようと思
えば食べられます。
市民農園は、4人の園芸指導員が毎日交代で2人づつ来ていて
学習館で指導しています、園芸指導員は役所の農業技師を退職
した人がなっています。
Q:市の職員さんで農業技師さんは何人くらいおられるのか?
A:鹿児島市は約60人位います。我々みたいな農業技師が農家周
りをするのは、九州では北九州市と鹿児島市くらいです。鹿児
島県の代わりをしているようなものです。
ふれあい広場は2,7ヘクタールあり、バーベキューや色んなイ
ベントをする事が出来ます。ドクターヘリもここに降りられます。
市民農園は個人用が20平方メートル、団体用が50平方メート
ルで、身体障害者用もあります。
Q:管理機みたいな農業機械はあるのですか?
A:基本的には農機具をつかって手でしています。簡単な道具はレス
トハウスにあります。
休憩室にはエアコンもついていまして快適です。市民農園は年間
3,600円で3年間借りられます。向こうの食の森には、キンカン、
ブルーベリーなどを植えています.夏にキンカン狩りブルーベリー
狩りなどをしてあとで料理方法の講習会をしています。
(その他ビニールハウスや堆肥舎の現地で説明を受けた後、研修室
へ移動し説明を受けた。)
  土日には,花を見るのが目的で駐車場が満杯になっている状態です。
マスコミで取り上げられているので年々増えている現状です。ふれ
あい広場では春と秋に農業祭りとか色んなイベントをしています。
  鹿児島市の農業は10年前に5つの町が合併して60万都市になり、
旧市は昔からの畑作農業地帯です。新たな地域では硬質プラスチッ
クハウスを一人で1万平方メートル、2万平方メートルも持っている
人もいます。
また7,8人の人が10haの硬質ハウスで野菜とか花を作っています。
Q:センターの年間予算は幾らですか?
A:都市農業センターの管理運営費は8250万くらいです。他に研究部門
  が700万円くらいです。大学との共同研究費として80万円ほどです。
Q:センターで体験をされて現実に就農された方はおいでるのか?
A:年間2,3人程が3ヶ月研修に参加して、その方が巣立ってそれなり
に軟弱野菜とか立派に農業をされています。困ったときなではここへ
来て土壌分析などを依頼しています。
Q:桜島大根はどこでも作れるのか?
A:作れると思います。世界一大根コンテストに神奈川県とか山形県から
も応募がありました。土が違うので味の方はなかなか難しいと思いま
す。
Q:菜の花、ひまわり、コスモスの種はどうしているのか?
A:植え替える為、種はすべて購入しています。
Q:土日はバスが運行されるのですか?
A:民間のバスが土日だけ有料で運行しています。
Q:イベントの日は何人くらいおいでるのですか?
A:2万人くらい来ます 、そのときは場内の道路は駐車場として利用し
ます。Q:農業祭りの企画はどこの部署がされるのか・
A:企画は本庁の方に農林水産部には100名程の職員の中の生産流通
課の流通企画と農業係が中心になって企画をします。

○所感
 鹿児島市の農業にかける施策はスケールが大きく、日本の野菜供給
基地であるとの自覚が感じられた。市民の農業に対する関心を高め
るために市民農園を整備し家庭菜園の楽しさを体験してもらい、自分
で作って食べるという生活を普及することは大切だと感じた。


場 所:南九州市市役所 委員会室
日 時:平成27年2月17日(火)午前9時30分より
参加者:薫風会・民主クラブ 計7名

           南九州市議会事務局 庶務係長 菊永隆信
 南九州市総務部企画課  係長 白坂正弘
  企画課       上野晋作


○移住・定住促進対策について
○空きやバンクついて                     
                 白坂係長・上野さんより説明
 本市は平成19年12月1日に3町が合併し南九州市が誕生しました。
合併当時は41,000人でしたが、平成25年では37,000となり約4,000人
減少している状況です。人口減少の要因としては死亡数が出生数を上回
る自然減と転出が転入を上回る社会減、この両方が同時に進行している
ためです。高校卒業後若者の多くが就職や進学のために転出しています。
将来若者達が帰ってくるかといえば就職先が少ないことから自然と減っ
ていく状態です。
 続いて行政視察資料にそって説明を受けた後、質疑応答を行った

質疑応答
Q:申請が500件位とのことですべて採択されるのですか?
A:申請があっても資産状況とか、持ち家をの有無の確認調査などを
して全てが対象になるわけではありません。
Q:自治会への入会はスムーズに進んでいるのですか?
A:自治会への入会が条件になっていますので問題は発生していません。
Q:よく都会の方が田舎へ来られると、田舎の習慣に戸惑ったりする
場合がありますが、どのような対処をされているのか?
A:自治会が対応しています。自治会加入率は25年度は98,1%、26年
度は97,9%で、入ってないのは単身の方、企業に勤めている外国
人などです。
Q:自治会単位はどの位ですか?
A:集落単位ですが市街地とかは200戸を超えるようなところがあり
ます。
Q:予算額が増えていますが,要望があればずーと増えていくのか?
A:計画の最終年度、29年度まではこの内容で行きたいと考えてい
ます。申請があればこの内容で対応していきます。
Q:企業誘致は進んでいるのですか?
A:年間数社は来て頂いていますが、従業員数が少ない会社で大きな
企業誘致は進んでいないのが現状です。
Q:売り家,貸家で53件が成立されていて、この方達の仕事はどのよ
うなものですか?
A:年代で言えば子育て世代は少なくて、60歳を超えた方がご夫婦
でというような方が多いです。野菜を作っている方とか、近隣
市から転居した方もいます。
Q:空き家は幾らくらいで取引されているのか?
A:それはまちまちで、100万円台から1000万を超えるものもあり
ます。登録申請に書かれた申し出価格そのままで紹介をします。
平成20年度が住宅総数が19370件に対して空き家軒数が3390軒
で空き家率が17,50%に対して平成25年度には住宅総数19100
軒で空き家軒数が3960軒で空き家率が20,72%というような
状態で空き家が増えています。
Q:13種類の補助金の内一番よく使われる補助金はどれですか?
A:?と?番です市内業者が住宅を新築する為です。新築が多いです。
Q:近隣の市町でこのような補助制度を導入しているところもあるの
ですか?
A:まったく一緒ではないですけどあります。

○所感
南九州市も,自然減と社会減により人口が減っている状況で、人口
減を食い止めようと、移住・定住促進、空きやバンクの施策を実施し
ていた。現況は、この施策で人口減に歯止めが掛かっていると断言出
来る現状ではないが、市、独自の13種類に分類される補助金制度を
創設し、ある程度の成果を上げていたように思った。
まだまだ検討の余地があるようにも感じたが、他市に無い施策を
実施しているので期待が持てそうである。移住・定住を促進するため
には、住民が住みやすい環境づくり、子育てがしやすく、老後も安
心して住める住民本位の施策の充実が必要だと思う。また、本市と
しても空き家の実態調査から初めて情報を集約して基本台帳的なもの
を整備すべきだと思った。
今回の行政視察で勉強した内容で、本市も実施出来そうな施策をどん
どん提言していこうと思います。


場 所:日置市役所市議会議員控室
日 時:平成27年2月17日(火)午後2時30分より
参加者:薫風会・民主クラブ計7名
          日置市市議会       議長 宇田  栄
”      議会事務局長 上園 博文
”        総務係長 上  辰矢
    日置市総務企画部 企画課   企画調査係 西園賢一?
    市民福祉部 福祉課 子ども福祉係長 平八重 弘

○日置市まちづくり研究会について
   西園企画調整係より説明を受け、その後質疑応答を行った

質疑応答
Q:職員の人数は何人ですか?
A:520人ほどです
Q:職員の中の選抜の方法は?
A:基本的には1期から2期までは募集をしました。3期目から3分
の1位が自分で手をあげた人でしたが、少ないので 各課に依頼を
して若い職員を推薦してもらった。4期目につきましてはこちら
から声をかけて入ってもらった。5期目になりますと職員の数を
集めるのが難しくなりまして市民の方にも募集をかける事になり
ました。
Q:毎年職員採用は何人くらいされているのですか?
A:本年度採用が15人程度です。団塊の世代の退職が多いのでその
様になっています。
Q:職員の研修とか、合併後の交流とかの目的でもあるのですか?
A:そうです、4町が合併し旧4町もっている共通した課題を話し合
う目的でもありました。
Q:資料によりますと、研究した結果、市長に提案とあるが具体的に
はどんなものがあったのか?
A:実際に導入まで至ったのは、フェイスブックの導入です。提案
しているのは子育てサポートセンターの導入を提案していますが、
現場との兼ね合いもありましてまだ導入されていません。
2期、3期につきましてはキャッチコピー的なもので研究を主に
して、政策的な提案はしていません。
Q:平均年齢が30前後と若いんで,婚活イベントとかが出てきても
よいのかなと思いますが?
A:婦人会とか、農業委員会とかが実施していたものがあったもので
すから、そこについてはすでにあったものですから、4期目に出
てきたものです。これについては特に予算付けしなくて参加費と
職員はボランティアで実施をしています。
Q:5期目から市民の方を募集されていますがどのように選考された
のですか
A:当初は20以内の規定の中で10名簿集をしたのですが、20名応募
がありその中に年齢要件が合わない方や辞退をされた方など減り
まして現在は15名です。
Q:市民の方の関心度が高いのですね?
A:今回は高かったです。応募期間が過ぎても今からでも入れないだ
ろうかとの 問い合わせがありました。
Q:1月23日に市議会議員さんとの意見交換会が実施されています
が、どのような内容だったのですか?
A:市民の委員さんから提案を受けまして、議長にご相談させて頂き
議員の中で参加できる方は参加して下さいという形で実施しまし
た。内容は「人口減少。子育て、地域づくり、福祉の介護」の部
分が多かったです。議員の方からも好評でした。
Q:日置市さんは総合体育館とか設備が充実しているように思うの
ですが、合併の前に旧町で作られていたのですね。
A:中には古いのもありますので維持管理のために修繕計画を作り
取り組んでいます。今後は統廃合を進めていかなければならな
いと思います。大きめの運動公園とか、体育館につきましては、
今年度から合宿を誘致しようと合宿の助成金を創設し力を入れ
ているところです。
Q:合宿の助成金は幾らくらい出されるのですか?
A:上限が50万円で総泊数により算出します。
Q:宿泊施設が運動公園にあるのですか?
A:陸上競技場の前に合宿施設があり指定管理に出しています。
もう一か所別なところにもあります。温泉旅館や国民宿舎も
あります。
Q:スポーツは何が多いですか?
A:主に野球が多くて、関東の社会人、大学が多いです。女子は
ソフトボールです。陸上も最近増えてきています。
Q:今までこの事業でよかったなあと思うところはありますか?
A:一期、一期でよいところはあると思いますが,個人的には5
期目に市民の方と行政について話をする事が出来たことが良
かったと思います
Q:地方交付税も多いと思うのですが、合併特例債はどのような
ところで使われたのですか。
A:施設整備と言う事で鹿児島本線の伊集院駅がございますが、
そちらの整備を現在していますが、そういったところに使っ
ています。
Q:ここが本庁舎であとは支所ですか?また支所の職員の数は?
A:3地域が総合支所で、合併当初は100人くらいいたのですが、
現在は50人から60人程度で、そこですべて完結する形には
なっています。
Q:市長さんは合併当初から方ですか?
A:旧町の町長さんから引き続き市長になられています。
(少し休憩して次の研修項目に移った)

○かごしま子育て支援パスポート事業について
平八重子ども福祉係長より説明を受け、その後質疑応答を行った
 
質疑応答
Q:この事業に対する予算は幾らですか
A:この事業には予算は特に発生していません
Q:企業のメリットがあるのですか?
A:子育て支援に企業が賛同しているという事だけだと思います。
Q:一番下の子が18歳までという事は長年行けますね。
A:そうですね。
Q:日置市の保育所は指定管理にだしているところはありますか?
A:無いです。民間に移管しました。
Q:日置市さんで独自な子育て支援をされていることはあります
か?
A:吉野川市さんのホームページを見さしてもらったのですが、
子育て支援策はそちらの方が進んでいると思います。

○所感
 日置市も合併をして当初は、職員間の交流とか職員が物事に対
する共通認識を持つため、若い職員の行政に対する情熱を見いだ
す為に、まちづくり研究会を立ち上げ、行政全般の課題を職員が
共有することから始められたと思います。 若手職員を対象に、
市の将来を見据えた職員のスキルアップを期待しての施策だと思
います。自分たちで考えた事が市の施策に反映されればやる気も
出てくるし、また次の段階へ進めて行けると思われるが、現実は
担当課にしてみれば、今現在が予算も人材も余裕が無いことが多
い状況だと話されていた。ただ職員同士、市民との意見交換は大
切だと思った。本市も同じ手法でなくてもいいので取り組むべき
だと考える。
 かごしま子育て支援パスポート事業については、県の事業に
乗っかかってやっているとの事で、予算もついていないようであ
る、民間事業者の協力があれば実施できると考えるが徳島県に
期待するしかないように思う。

事務所のご案内

  • tel : 0883-24-8660
  • fax : 0883-26-0588