7月 9日(火)10時から
陸前高田市役所会議室
陸前高田市議会 議 長 伊藤 明彦
陸前高田市防災局防災課課長 中村 吉雄
〃 復興局局長 菅野 誠
〃 復興局復興推進課課長 佐々木 学
〃〃 市街地整備課課長補佐 高橋 宏紀
〃 議会事務局事務課長 熊谷 重昭
伊藤陸前高田市議長あいさつ
河野利英薫風会代表あいさつ
○東日本大震災による被災及び復興状況について
☆陸前高田市における東日本大震災による被害の概況
・地震の状況
発生時間―平成23年3月11日(金)午後2時46分
震源域――岩手県沖から茨木県沖
地震規模―マグニチュード9.0
本市震度―震度6弱(推定)
震源深さ―約24km
・津波の状況
津波浸水高―17.6m(高田町字法量)
浸水面積――13平方メートル(市の総面積の5.5%)
・人的被害状況
死 者 数―1,559人 関連死48名含む
行方不明者―202人
・家屋被害状況
全 壊―3,807世帯
半 壊― 240世帯
一部損壊―3,988世帯
合計8035世帯(津波被害4,065、地震被害3,970)
・その他の主な被害状況
水産物―鮮魚、うに、海藻類・被害額 4,500百万円
水産施設―共同施設、養殖施被害額 14,735百万円
農地―383ha(田336ha、畑47ha)・
被害額 7,700百万円
農業施設―771箇所(水路、ため池等)・
被害額 1,350百万円
☆応急仮設住宅等への入居状況
・市内における応急仮設住宅等への入居状況(令和元年
6月末現在)
世帯数 149世帯 最大時は2139世帯
人 数 366人 最大時は5635人
☆陸前高田市震災復興計画の概要
〈震災復興計画〉平成23年12月策定
将来に向けて希望と夢と安心のもてる本市の復興
ビジョンを示し、多くの方の協働、連携により、本市
の創生と活力向上に繋がる復興を実現しようとする
もの。
〈震災復興実施計画〉平成27年3月策定
震災復興計画に掲げる主要事業について、基本構想や
基本計画の実現に向け、現状に即した見直しや新たに必
要とされる事業を追加したもの。
基本構想の目標期間は、平成23年度から平成30年度
基本計画では、復興基盤整備期(第1期)が平成23年
から25年度)
復興展開期(第2期)が平成26年から30年度)
3つの基本理念、
世界に誇れる美しいまちの創造
ひとを育て、命と絆を守るまちの創造
活力あふれるまちの創造
6つのまちづくり基本方向
災害に強い安全なまち
快適で魅力のあるまち
市民の暮らしが安定したまち
活力あるまち
環境にやさしいまち
協働で築くまち
復興のめざすまちの姿は、
海と緑と太陽との共生、海浜新都市の創造
☆整備事業等
防潮堤や水門の整備
防潮堤は高さ12.5m
避難路の確保、
都市計画道路の整備
市街地のかさ上げ
約10mのかさ上げ
高台部への住宅移転
30団地の造成工事
災害復興公営住宅等整備
11団地895戸の整備
公共施設の整備状況
市役所新庁舎は令和2年度に完成予定(約50億円)
高田松原津波復興祈念公園
震災による犠牲者への追悼と鎮魂、日本の再生に向
けた復興への強い意思を国内外に向けて明確に示す
ことなどを目的とした、復興の象徴となる「復興祈念
公園」を国・県と連携して整備
エリア内には、野球場やサッカー場も整備
高田地区中心市街地の形成
震災前の中心市街地を山側に移動・集約し新たな中
心市街地を形成
奇跡の一本松の保存、復興まちづくり情報館による
情報発信
一本松・高さ25m、幹の直径約90cm、樹齢およ
そ170年
復興に向けた市の予算規模、職員体制
平成22年度11,341百万円→平成31年度73,221
百万円の予算規模
平成22年度は、正職員298名、嘱託61名、臨時
56名の計415名
平成31年度は、正職員238名、嘱託41名、臨時
27名
任期付職員32名、派遣応援職員77
名の計415名
☆他の地方自治体からの派遣応援職員の任期は
令和2年度まで
被災市街地復興土地区画整理事業
市街地は、気仙川を挟んで西に今泉地区(約112ha)、
東に高田地区(約186ha)に別れている。
浸水地域のかさ上げに約4kmのベルトコンベア
を導入し、山の土をかさ上げ部に運搬し、事業スピ
ードをアップした。
☆陸前高田市東日本大震災検証報告書より
平成25年に作成、市内全戸に配布
検証作業から得られた主な反省と教訓
1. 避難が何より重要
命を守るためには避難が何より重要。日頃から
危険な場所や避難先・避難経路などを確認する。
早めの避難を心掛ける。
2. 避難所に逃げたら終わりではない
繰り返し襲ってくる津波に気を配り、さらに高
いところへ避難する。
安全が確認できるまで避難を続ける。
3. 公的な役割を持つ人の安全の確保
災害対応や避難誘導にあたる人も、身の安全の
確保が最優先。
切迫した状況となる前に避難する。
4. 災害に強い安全なまちづくり
住まいの耐震化を促進
5. 社会的弱者も安全に生活できる社会の実現
要配慮者も安全に避難できるようにする。
☆避難とは命を守る行動!
〇指定緊急避難場所と指定避難場所の違い
・指定緊急避難場所=命を守るため・災害の危険から
まず逃げるための場所
・指定避難場所=自宅が被災して帰宅できない場合
一定期間避難生活を送るための場所
〇避難情報について
・レベル5=災害発生情報・命を守る行動―災害が発生
しています
・レベル4=避難勧告・ただちに全員避難―災害発生が
迫っています
避難指示(緊急)
・レベル3=避難準備・高齢者等避難開始・高齢者等は
避難開始!
災害発生のおそれが高まっています
☆外出することでかえって命に危険が及ぶような状況
では、近くの丈夫な 建物や自宅の上階などに避難
(垂直避難)して安全を確保する。
〇情報の入手
・防災行政無線
・緊急速報メール
・消防車などの広報
・市ホームページ
・ツイッターやフェイスブックなどのSNS
・テレビ・ラジオ
・防災行政無線の放送内容を電話やメールで情報提供し
ている
・緊急速報メール
質疑応答
Q.防災行政無線の内容を電話で聞けるとの事だが、回線
数は?
A.現在10回線で対応している
Q.応急仮設住宅にまだ入られている方がいるが、災害復
興公営住宅への案内
は出来ないのか?
A.応急仮設住宅は無償、災害復興公営住宅は収入によっ
て家賃が必要となる
また自宅を新築中の方が待機しているケースもある。
Q.仮設住宅は不要となった時は再利用するのか?
A.県が建てるので不要となったら廃棄するのではないか、
業者のリース分は再利用するのではないか
Q.震災の影響を受けた建物を残すべきだという意見は出
なかったのか?
A.市民からは被災した建物を残す・残さないの両論があ
った
個人企業の米沢商会は息子が屋上のアンテナにつか
まって助かったので、個人の意向で残している。
市としては、被災はしたが犠牲者が出なかった建物は
残していきたい。
県とも協議して、4つの建物を残す予定である。
Q.市の職員数415名を増やすことは考えなかったの
か?
A.一時は、派遣応援職員100名超いたので500名を
超えていた。令和3年以降は減員の予定である。
Q.派遣応援職員77名の給与は?
A.国の復興もあるが、基本的には派遣自治体が支払う。
Q.令和3年からの市の財源や運営は
A.事業の進め方もコスト縮減しながら進める。
包括業務委託(窓口業務等を外部に委託)などの手法
を採用する
Q.市役所の新庁舎の新築費用は
A.50億円強の予定である。令和2年度末に完成予定。
Q.防災行政無線の個別受令機は、全戸に設置するのか
A.防災行政無線の難聴区域の希望者に配布している
Q.全戸に配布はしないのか
A.市内で7500世帯あるので、財源的に厳しい
Q.人口の移動はあるのか
A.震災前は約24,000人、現在は約19,000人で
ある。
Q.高台移転した場合の地域のコミュニティはどうなの
か?
A.移転以前の地域ごとに移転しているので、地域コミュ
ニティは保たれている
川村洋樹副議長お礼のことば
所感:2011年3月11日(金)午後2時46分に岩手
県沖から茨城県沖を震源とするマグニチュード9.
0の規模の地震が起こり、陸前高田市では推定で震
度6弱を記録し、その後に発生した大津波で陸前高
田市だけではなく、東北地方の太平洋側地域は甚大
な被害を被った。
この東日本大震災発災から、1年半後の2012年
11月16日に会派薫風会の視察研修で陸前高田
市を訪れている。
東京から東北新幹線で北上市に向かい、北上市から
はバスで陸前高田市を訪れた。
研修に入る前に、被害を被った市内を視察したが
あまりにも甚大な被害で、担当職員の方の当日の説
明を聞いて想像以上の地獄絵図だったということ
が感じられた。同僚や友人、親せきや家族が大勢犠
牲になっている。市職員の方々も多くいる中を、仮
設プレハブの市役所での研修であったが、伊藤明彦
議長を始め市職員の方々の復興・復旧に向けた強
い決意を感じた視察研修であった。
あれから7年目の視察研修であった、今回は石巻
市からレンタカーで陸前高田市に向かったが、途中
の復興道路が現在も伸延工事中の箇所も多くレン
タカーのカーナビに反映されていない新しい道路
も多くあった。
市役所は、仮設プレハブで以前と同じ場所にあり、
職員や市民の皆さんが多く出入りしていました。
また、市議会議長は伊藤明彦氏が3期連続努めら
れて、久しぶりの再会となりました。
研修の中で、職員の方々の心配は、令和2年度で
復興予算も厳しくなるとの事で、現在の復興・復旧
の対応を進める努力をしているのが伺えた。
市役所も2年後には完成するとのことで、完成後
にまた視察に来て下さいと要望された。
機会があれば、元気になった陸前高田市を再訪し
たいものです。
陸前高田市役所会議室
陸前高田市議会 議 長 伊藤 明彦
陸前高田市防災局防災課課長 中村 吉雄
〃 復興局局長 菅野 誠
〃 復興局復興推進課課長 佐々木 学
〃〃 市街地整備課課長補佐 高橋 宏紀
〃 議会事務局事務課長 熊谷 重昭
伊藤陸前高田市議長あいさつ
河野利英薫風会代表あいさつ
○東日本大震災による被災及び復興状況について
☆陸前高田市における東日本大震災による被害の概況
・地震の状況
発生時間―平成23年3月11日(金)午後2時46分
震源域――岩手県沖から茨木県沖
地震規模―マグニチュード9.0
本市震度―震度6弱(推定)
震源深さ―約24km
・津波の状況
津波浸水高―17.6m(高田町字法量)
浸水面積――13平方メートル(市の総面積の5.5%)
・人的被害状況
死 者 数―1,559人 関連死48名含む
行方不明者―202人
・家屋被害状況
全 壊―3,807世帯
半 壊― 240世帯
一部損壊―3,988世帯
合計8035世帯(津波被害4,065、地震被害3,970)
・その他の主な被害状況
水産物―鮮魚、うに、海藻類・被害額 4,500百万円
水産施設―共同施設、養殖施被害額 14,735百万円
農地―383ha(田336ha、畑47ha)・
被害額 7,700百万円
農業施設―771箇所(水路、ため池等)・
被害額 1,350百万円
☆応急仮設住宅等への入居状況
・市内における応急仮設住宅等への入居状況(令和元年
6月末現在)
世帯数 149世帯 最大時は2139世帯
人 数 366人 最大時は5635人
☆陸前高田市震災復興計画の概要
〈震災復興計画〉平成23年12月策定
将来に向けて希望と夢と安心のもてる本市の復興
ビジョンを示し、多くの方の協働、連携により、本市
の創生と活力向上に繋がる復興を実現しようとする
もの。
〈震災復興実施計画〉平成27年3月策定
震災復興計画に掲げる主要事業について、基本構想や
基本計画の実現に向け、現状に即した見直しや新たに必
要とされる事業を追加したもの。
基本構想の目標期間は、平成23年度から平成30年度
基本計画では、復興基盤整備期(第1期)が平成23年
から25年度)
復興展開期(第2期)が平成26年から30年度)
3つの基本理念、
世界に誇れる美しいまちの創造
ひとを育て、命と絆を守るまちの創造
活力あふれるまちの創造
6つのまちづくり基本方向
災害に強い安全なまち
快適で魅力のあるまち
市民の暮らしが安定したまち
活力あるまち
環境にやさしいまち
協働で築くまち
復興のめざすまちの姿は、
海と緑と太陽との共生、海浜新都市の創造
☆整備事業等
防潮堤や水門の整備
防潮堤は高さ12.5m
避難路の確保、
都市計画道路の整備
市街地のかさ上げ
約10mのかさ上げ
高台部への住宅移転
30団地の造成工事
災害復興公営住宅等整備
11団地895戸の整備
公共施設の整備状況
市役所新庁舎は令和2年度に完成予定(約50億円)
高田松原津波復興祈念公園
震災による犠牲者への追悼と鎮魂、日本の再生に向
けた復興への強い意思を国内外に向けて明確に示す
ことなどを目的とした、復興の象徴となる「復興祈念
公園」を国・県と連携して整備
エリア内には、野球場やサッカー場も整備
高田地区中心市街地の形成
震災前の中心市街地を山側に移動・集約し新たな中
心市街地を形成
奇跡の一本松の保存、復興まちづくり情報館による
情報発信
一本松・高さ25m、幹の直径約90cm、樹齢およ
そ170年
復興に向けた市の予算規模、職員体制
平成22年度11,341百万円→平成31年度73,221
百万円の予算規模
平成22年度は、正職員298名、嘱託61名、臨時
56名の計415名
平成31年度は、正職員238名、嘱託41名、臨時
27名
任期付職員32名、派遣応援職員77
名の計415名
☆他の地方自治体からの派遣応援職員の任期は
令和2年度まで
被災市街地復興土地区画整理事業
市街地は、気仙川を挟んで西に今泉地区(約112ha)、
東に高田地区(約186ha)に別れている。
浸水地域のかさ上げに約4kmのベルトコンベア
を導入し、山の土をかさ上げ部に運搬し、事業スピ
ードをアップした。
☆陸前高田市東日本大震災検証報告書より
平成25年に作成、市内全戸に配布
検証作業から得られた主な反省と教訓
1. 避難が何より重要
命を守るためには避難が何より重要。日頃から
危険な場所や避難先・避難経路などを確認する。
早めの避難を心掛ける。
2. 避難所に逃げたら終わりではない
繰り返し襲ってくる津波に気を配り、さらに高
いところへ避難する。
安全が確認できるまで避難を続ける。
3. 公的な役割を持つ人の安全の確保
災害対応や避難誘導にあたる人も、身の安全の
確保が最優先。
切迫した状況となる前に避難する。
4. 災害に強い安全なまちづくり
住まいの耐震化を促進
5. 社会的弱者も安全に生活できる社会の実現
要配慮者も安全に避難できるようにする。
☆避難とは命を守る行動!
〇指定緊急避難場所と指定避難場所の違い
・指定緊急避難場所=命を守るため・災害の危険から
まず逃げるための場所
・指定避難場所=自宅が被災して帰宅できない場合
一定期間避難生活を送るための場所
〇避難情報について
・レベル5=災害発生情報・命を守る行動―災害が発生
しています
・レベル4=避難勧告・ただちに全員避難―災害発生が
迫っています
避難指示(緊急)
・レベル3=避難準備・高齢者等避難開始・高齢者等は
避難開始!
災害発生のおそれが高まっています
☆外出することでかえって命に危険が及ぶような状況
では、近くの丈夫な 建物や自宅の上階などに避難
(垂直避難)して安全を確保する。
〇情報の入手
・防災行政無線
・緊急速報メール
・消防車などの広報
・市ホームページ
・ツイッターやフェイスブックなどのSNS
・テレビ・ラジオ
・防災行政無線の放送内容を電話やメールで情報提供し
ている
・緊急速報メール
質疑応答
Q.防災行政無線の内容を電話で聞けるとの事だが、回線
数は?
A.現在10回線で対応している
Q.応急仮設住宅にまだ入られている方がいるが、災害復
興公営住宅への案内
は出来ないのか?
A.応急仮設住宅は無償、災害復興公営住宅は収入によっ
て家賃が必要となる
また自宅を新築中の方が待機しているケースもある。
Q.仮設住宅は不要となった時は再利用するのか?
A.県が建てるので不要となったら廃棄するのではないか、
業者のリース分は再利用するのではないか
Q.震災の影響を受けた建物を残すべきだという意見は出
なかったのか?
A.市民からは被災した建物を残す・残さないの両論があ
った
個人企業の米沢商会は息子が屋上のアンテナにつか
まって助かったので、個人の意向で残している。
市としては、被災はしたが犠牲者が出なかった建物は
残していきたい。
県とも協議して、4つの建物を残す予定である。
Q.市の職員数415名を増やすことは考えなかったの
か?
A.一時は、派遣応援職員100名超いたので500名を
超えていた。令和3年以降は減員の予定である。
Q.派遣応援職員77名の給与は?
A.国の復興もあるが、基本的には派遣自治体が支払う。
Q.令和3年からの市の財源や運営は
A.事業の進め方もコスト縮減しながら進める。
包括業務委託(窓口業務等を外部に委託)などの手法
を採用する
Q.市役所の新庁舎の新築費用は
A.50億円強の予定である。令和2年度末に完成予定。
Q.防災行政無線の個別受令機は、全戸に設置するのか
A.防災行政無線の難聴区域の希望者に配布している
Q.全戸に配布はしないのか
A.市内で7500世帯あるので、財源的に厳しい
Q.人口の移動はあるのか
A.震災前は約24,000人、現在は約19,000人で
ある。
Q.高台移転した場合の地域のコミュニティはどうなの
か?
A.移転以前の地域ごとに移転しているので、地域コミュ
ニティは保たれている
川村洋樹副議長お礼のことば
所感:2011年3月11日(金)午後2時46分に岩手
県沖から茨城県沖を震源とするマグニチュード9.
0の規模の地震が起こり、陸前高田市では推定で震
度6弱を記録し、その後に発生した大津波で陸前高
田市だけではなく、東北地方の太平洋側地域は甚大
な被害を被った。
この東日本大震災発災から、1年半後の2012年
11月16日に会派薫風会の視察研修で陸前高田
市を訪れている。
東京から東北新幹線で北上市に向かい、北上市から
はバスで陸前高田市を訪れた。
研修に入る前に、被害を被った市内を視察したが
あまりにも甚大な被害で、担当職員の方の当日の説
明を聞いて想像以上の地獄絵図だったということ
が感じられた。同僚や友人、親せきや家族が大勢犠
牲になっている。市職員の方々も多くいる中を、仮
設プレハブの市役所での研修であったが、伊藤明彦
議長を始め市職員の方々の復興・復旧に向けた強
い決意を感じた視察研修であった。
あれから7年目の視察研修であった、今回は石巻
市からレンタカーで陸前高田市に向かったが、途中
の復興道路が現在も伸延工事中の箇所も多くレン
タカーのカーナビに反映されていない新しい道路
も多くあった。
市役所は、仮設プレハブで以前と同じ場所にあり、
職員や市民の皆さんが多く出入りしていました。
また、市議会議長は伊藤明彦氏が3期連続努めら
れて、久しぶりの再会となりました。
研修の中で、職員の方々の心配は、令和2年度で
復興予算も厳しくなるとの事で、現在の復興・復旧
の対応を進める努力をしているのが伺えた。
市役所も2年後には完成するとのことで、完成後
にまた視察に来て下さいと要望された。
機会があれば、元気になった陸前高田市を再訪し
たいものです。
今後の予定
- 11月27日 俳句の会
- 11月29日 バレーボール練習
- 11月30日 近畿至誠会
- 12月1日 NPO法人江川エコフレンド定期清掃作業
- 12月1日 鴨島地区人権フェスティバル
他 96 件