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文教厚生常任委員会で質問しました

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執筆 : 
admin 2021-9-17 14:30
文教厚生常任委員会    2021年9月10日

健康福祉部質問
           
P21 20款諸収入 4項雑入 5目雑入 3節民生雑入
子育て支援課への質問
ライフスポーツ財団とはどういう財団か?
また、この「子ども活動支援補助金」はどういう経緯
で獲得したのか、お伺いいたします。

〇答 弁  子育て支援課
 公益財団法人ライフスポーツ財団は昭和58年8月
に設立され、平成24年4月に公益法人として認定さ
れています。
(基本財産:株式会社ライフコーポレーション、大阪
府吹田市)
従来より、子どもと親子のスポーツ、地域の子どもの
スポーツ活動、及び文化活動の普及推進、事業支援、指
導者養成事業等を目的として活動しています。
また、助成事業を手がけており、幼少期と親子の運動、
スポーツ活動に取り組む団体や総合型スポーツクラブ
を対象として、一般公募による助成金交付を行うなど
の活動もしています。
次に、どのような経緯で補助金を獲得したかという
ご質問でございますが、吉野川市総合型地域スポーツ
クラブ「おえっこスポーツクラブ」の事務局に財団から
補助金の資料が届きました。
令和2年度の交付事例に保育所での活用事例が掲載
されていたことから、子育て支援課は情報提供があり
ました。
そこで、財団に詳細を確認し、補助金を申請する経緯
に至りました。
以上でございます。

ありがとうございました。
 現在、本市は財政危機突破に向けて汗を流してお
りますが、今回のように、常にアンテナを張り巡らし、
情報を収集し補助金を獲得したことは、素晴らしいこ
とだと思います。
子育て支援課だけでなく、他の部署でも、今回のよう
な財団や各企業からの補助金や助成金はたくさんある
と思います。
「子育て」「文化」「環境」「まちづくり」など、あら
ゆるジャンルでこのような補助金や助成金を獲得する
ことも、財政危機突破の一助になると思う。副市長はど
のように考えているのか。

〇答 弁 岡田副市長
 国や県からの補助金をはじめ、民間団体からの補助
金は本市の財政状況からして非常に有意義な方策であ
る。今回この補助金をはじめ、他にも事業家の前澤友作
氏からのご寄附をいただき、観光振興の補正予算をさ
せていただいている。市単独の事業としてはなかなか
手を広げていけない分野にこういった民間資金を活用
できることは非常にありがたい。福祉の分野に限らず
助成金を申請する機会は多々あると思う。来年度の予
算編成方針の中にも外部資金の確保を明記し、全庁一
丸となって取り組んでいきたい。

〇要 望
 職員全員がアンテナを高く伸ばして、関係団体との
連携もとりながら有利な補助金や助成金を獲得してい
ただくよう要望する。
  

P43 4款衛生費 1項保健衛生費 2目予防費
22節健康推進課新型コロナウィルスワクチン接種事業

 市長の所信では、11月中旬頃までには、希望され
る市民の皆さんへの2回目の接種が終了する見込みと
のことでしたが、今後の詳しい予定は。

〇答 弁  健康推進課長
 現在、本市のワクチン接種につきましては、12歳
以上の全ての年齢の方が対象となっており、集団接種
会場の予約につきましては、先日の9月1日に第一弾
の受付を開始し、次回、第二弾の受付を9月15日(水)
午前8時30分から、市コールセンター及び予約ウェブ
サイト上ですることとなっています。
その際には、10月末までに2回目の接種が終了でき
るよう集団接種会場等の予約枠を開放いたします。
また、県の大規模接種会場(アスティとくしま)にお
いても、「50歳代以下の方」及び「職域接種で2回目の
接種ができなかった方」の受付をしておりますので、希
望する方はご利用いただければと考えています。
本市における現在のワクチン供給量の見込みでは、
高齢者を含めた全対象者の83%に対応が可能となっ
ており、希望する市民の皆様への接種は、11月初旬に
ほぼ完了することができるものと見込んでいます。
今後とも、ワクチンの確保に努めるとともに、供給さ
れたワクチンの早期かつ効果的な接種を吉野川医師会
及び医療機関のご協力を得ながら進めてまいりたいと
考えております。

ありがとうございます。
ワクチンの接種を希望する市民の皆さんが、2回目の
接種を無事に出来ますよう、医療関係や市の担当者の
方々には最後までしっかりと対応して頂きますようお
願いいたします。

その他の質問
1.認定子ども園や保育所での遠足や運動会の行事が
予定されていると思うが、各園でのコロナ禍での
運営方法は?

○ 答 弁:子育て支援課長
 認定子ども園及び保育所での行事は、幼児教育・保
育において、園児が成長する過程で、大切なものである
ことから、コロナ禍におきましても、基本的には、感染
防止対策を徹底した上で、工夫をこらし、可能な限り実
施していく方針です。
市内の認定子ども園・保育所では、月に1回、公立園・
私立園が集まり、定例会を開催し情報提供や情報交換、
課題の協議をするなどし、共通認識を図っております。
この度の、行事等の実施につきましては、公立園で事
前に4施設と子育て支援課において事前に協議をし、
基本的な方針を統一し取り組むようにしております。
実施の有無を十分見極め、実施する場合の運営方法
につきましては、時間の短縮や保護者の人数制限など
基本的な手法について、統一した見解を打ち立てます。
そのうえで、各園で役員会に諮るなどし、保護者の意
見を聞きながら、最終的な運営方法を各園で決定して
おります。
私立の園におきましては、従来からの取組が異なる
こともありますので、市の方針をお示しする中で、最終
的には各園の判断において実施をしていただくことと
しております。
新型コロナウィルス感染症の収束が不透明な中、今
後につきましても、感染拡大の防止と保護者の安心を
図れるよう、十分に状況を見極めて随時判断し、足並み
をそろえて取り組んでまいりたいと考えます。
以上でございます。

ありがとうございます。
これから子ども園などで行われる各種の行事、運動
会や遠足や発表会は子ども達にとって、普段の園生活
とは異なる体験をすることができるものであり、子ど
も達が、交流を深めたり広げたり、思わぬ力を発揮する
ことに気づいたりするきっかけにもなる大切なもので
もあり、また、保護者にとっても普段家庭では見られな
い子ども達の姿を見ることが出来、昨年と比べて大き
く成長した子ども達をみられる楽しみでもあります。
しかし、現在のコロナ禍では従来のようにご両親や
祖父母の皆さんや兄弟の子ども達が参加するのは厳し
い状況となっております。
各園で、保護者の皆さんと十分に話し合って、子ども
達や保護者の方々の素晴らしい思い出となるように工
夫していただきたいと思います。

2.子育てガイドブックは2020年に発行されてい
るが、この1年間で掲載されている内容が大幅に
替わっている。
子育て包括支援センターの新設、子育て支援拠点
施設の開園時間の変更、はぐくみ医療の拡大など
など多くのの変更点や追加事項があるが、2022年
度に向けて、子育てガイドブックの大幅な改訂は
行うのでしょうか? お伺いいたします。

○答 弁 植田子育て支援課長
 吉野川市子育てガイドブックの改訂版の作成でござ
いますが、合併後、子育て支援の一環として、子育て応
援情報をとりまとめた「子育てハンドブックはぐくみ」
を平成18年10月に作成し、以後はおおむね2年毎に
改訂版を作成してまいりました。その都度、事業費を予
算化して取り組んでまいりました。
 令和2年度は、サイズを小型化し手軽なハンドブッ
クサイズの「吉野川市子育てガイドブック」として変更
し、作成費につきましては市内事業者にご協力いただ
き、広告掲載料により賄いました。
 したがって、令和4年度には改訂版を前回同様の方
法で作成する予定で計画しております。その際には、変
更点はもちろんのこと、関係課から必要な情報提供を
依頼し、ガイドブックに追加掲載するなど、より充実し
てものにしてまいりたいと考えています。
 なお、今後、子育て支援事業内容等に変更や追加が生
じた場合は、随時、市ホームページや広報、チャチャナ
ビ等で周知してまいります。
以上でございます。

ありがとうございました
今後も子育てにやさしい吉野川市からの情報を発信す
るためには、手軽に読める紙ベースの情報も必要と思
いますので、紙面を充実して、子育てを応援して欲しい
と思います。

社会福祉課
○障害児通所支援について
市内では放課後デイ・サービスなどの発達支援施設
が増えてきているが、現状はどうなのでしょうか?
 また、山川地区で新しい施設出来ると聞いているが、
どのような内容の施設でしょうか、また今後の予定は
どうなのかお伺いします。
 また、このような施設の市民への広報はどのように
行っているのかお伺いします。

 「障害児通所支援について」のご質問にご答弁申し上
げます。
 障害児通所支援は、児童福祉法に基づき、主に施設な
どへの通所によって、日常生活における基本的な動作
の指導、生活能力の向上のために必要な訓練、知識技能
の付与、集団生活への適応訓練、社会との交流の促進な
どの支援を行うサービスです。
 市内の障害児通所支援施設の設置状況についてです
が、未就学児に、日常生活における基本的な動作の指
導、集団生活への適応訓練などを行う「児童発達支援」
が、鴨島地区に2施設、川島地区に1施設設置されてい
ます。さらに、就学児童に、生活能力の向上のために必
要な訓練、地域との交流を行う「放課後等デイサービ
ス」が鴨島地区に4施設、川島地区に2施設設置されて
います。

 この度、特定非営利活動法人こどもの発達研究室き
りんが、山川地区にある旧川田西小学校の空き校舎の
一部を利活用して、「児童発達支援」「放課後等デイサー
ビス」及び「保育所等訪問支援」を行う「きりん教室高
越」を令和3年10月の開設を目指して、現在準備を進
めているところでございます。
 この施設の定員は、子ども1人ひとりに目が届く範
囲とするため「児童発達支援」「放課後デイサービス」
合わせて1日10名としていますが、山川地区にはなか
った障害児通所支援施設の開設になることから、山川・
美郷地区に住まわれている方の関心は非常に高いもの
と思われます。
 また、児童の学び舎であった小学校を利活用するこ
とで、再び校舎から子どもの声が聞こえることは地域
の方にとっても喜ばしいことだと思います。
 今後、「きりん教室高越」と地域との交流や連携が図
られ、地域に根ざした施設と成長していただくことを
願っています。
 次に、障がい者児通所支援施設の広報への取り組み
についてですが、これまで、市ホームページや広報誌等
を活用して施設を紹介したことはございません。「きり
ん教室高越」が山川地区に開設することにより、対象者
が、今まで以上にサービスを受けやすい環境が整って
きたといえます。
広報については、子育て世代に対しての情報提供を
考慮して、子育て支援課が作成している「子育てガイド
ブック」が新しいものに更新するときに、障害児通所支
援施設についても掲載することで調整しています。
以上でございます。

ありがとうございました。
放課後等デイサービスは2012年4月に児童福
祉法に位置づけられた福祉サービスで、従来は
未就学児と就学児がともに通うサービスでした
が、2012年の児童福祉法改正によって、未就学
児のための「児童発達支援」と就学児のための
「放課後等デイサービス」に分かれました。
近年、利用児童数や事業所数ともに大幅な増加を続
けており、2012年から2019年の7年間で児童発達
支援が3.1倍、放課後等デイサービスは6.9倍に
増えています。
支援を受けたい児童や保護者は増加していますが、
市の広報には、こういう施設の案内が残念ながら掲載
されていません。
吉野川市内にある施設は県の所管でも国の所管でも、
市民がサービスを受けられる施設は、ホームページや
チャチャナビ、「子育てガイドブック」に掲載して頂け
れば、きめ細やかな子育て支援につながると思います
ので、よろしくお願いいたします。

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