薫風会視察研修
日 時:平成24年7月27日(金)15:00から16:45
場 所:佐賀県武雄市役所
視察内容:フェイスブック課について、有害鳥獣被害対策について
武雄市長 樋渡 啓祐
武雄市つながる部フェイスブック・シティ課 フェイスブック係長 山田 恭輔
武雄市営業部いのしし課いのしし係 江口 和義
武雄市議会事務局 事務局長 筒井 孝一
14:55 筒井事務局長あいさつ
近久代表あいさつ
研 修:フェイスブック・シティ課について
フェイスブックの活用について・・・山田係長
つながる武雄市というテーマで行政を行なっている。
武雄市は、積極的にIターンやUターンの職員を受け入れていて職員390人中22名がよそ者で
全国各地から集まってきている
色々なユニークな部署のネーミングがある
つながる部お結び課・・婚活を応援する部署などがある。
ネーミングで情報発信力がかわる、伊万里市では「婚活応援課」があるがインターネットでの検索件数では、武雄市の「お結び課」とは何十倍もの差が出てくる。
市のホームページを昨年8月1日に完全にフェイスブックに移行した。
武雄市内でも市長が武雄市内で一番のフェイスブックユーザーである。
武雄市のフェイスブックユーザーは現在で17,000件ある。
昨年、CRMベストプラクティス賞を受賞した。(本来は民間企業の優良情報発信に与えられる賞)
フェイスブックの視察研修にくる件数が多いので、5名以上で武雄市内での宿泊を条件にしている。
現在では、1ヶ月に約20回の視察研修を受けている。
担当者は、夜でも土曜日でもフェイスブックの対応をしている(公私一体となっている)
「つながる」というのをキーワードにして、今後も武雄市の発展に尽くしたい。
質疑応答
Q:ホームページへの書き込みに対しての対応は?
A:フェイスブック自体が、実名登録なのであまり心配はしていない。
Q:市の職員がスマートフォンを持っているのか?
A:スマートフォンは私物である。パソコンは職員1名1台である。
Q:市民の参加者は
A:市民だけを対象にしていない。きちんとした情報をはっきりと発信したい。
ICT寺子屋を行なっていて、市民のパソコンへの理解を進めている。
Q:市民等の質問に対しての返信が大変とは思うが?
A:以前のホームページよりは、フェイスブックが簡単である。
Q:市営図書館の運営を民間に委託したのは何故か?
A:納税者の利便性(開館時間等)を考えて、民間(TUTAYA)に委託した。
Q:フェイスブックで行政に対しての意見への返答の権限は?
A:職員に権限を渡しているので、自由に発言している。
Q:ホームページからフェイスブックに変更してのマイナス面は?
A:マイナス面は全く無い、アクセス数が爆発的に増加した。
Q:市民へ対しての情報発信方法は、フェイスブックだけか?
A:デジタル面はフェイスブックで、アナログ面は広報誌で広報・情報発信を行う。
有害鳥獣被害対策について・・・江口和義イノシシ係長
10年ほど前からイノシシによる被害が増加してきた。
農作物被害や土木被害も近年見受けられるようになった。
武雄市の鳥獣被害対策は地元の猟友会と協力し捕獲等をしている
年間約900頭の捕獲を目標に行なっている。
(17年度726頭、18年度1419頭、19年度797頭)
猟友会は佐賀県内で約100名いる
今年度は猪1頭捕獲に7000円 大きいイノシシ(40kg以上)なら+1000円で買取
イノシシ被害のマイナスを地域発展のプラスに変えるように、イノシシ課が創設された。
今後は、市・農協及び県関係機関の「イノシシ対策指導員」等によるイノシシ被害対策チームを
中心として、被害発生集落に対して、集落座談会等を利用した農家等への啓発(農地付近の藪払いや収穫残渣の排除等餌付け要因の撤去)、地域でまとまった効率的な防除、有害鳥獣駆除による捕獲等を総合的に行い、イノシシ被害の防止を図る。
また、捕獲したイノシシについては、加工処理を行うことで地域の資源としての活用を図る。
質疑応答
Q.箱ワナはどのくらい設置しているか?
A.国の補助金を利用して、約200箇所設置している。
Q.イノシシ課の職員数は
A.農林課と兼務で4人配置されている
Q.市の予算と、報奨金等は?
A.猟友会には鉄砲の弾代・保険代などが約120万円である。報奨金は1200万円程である。
Q.国へ申請すれば、100%補助金となるのか
A.申請する被害防止計画の内容や国のメニュー変更や、国の審査結果によって変動する。
Q.佐賀県には、鹿の被害はないのか・
A.佐賀県には鹿はいない、猿の被害が近年増えてきている。
吉野川市への反映
市の広報手段としてのフェイスブックの利活用は素晴らしいアイディアで、武雄市がパイオニアとなって今後全国の自治体等に広がって行くと思う。吉野川市でも、広報の1つの手段としてホームページだけでなく、フェイスブックやツイッターの利活用も検討すれば良いとは思う。
有害鳥獣被害対策については先進地の対策を教えて頂き勉強になった、吉野川市でも被害防止計画を立案して国の補助金等を利用できるように研究してはどうかと思う。
武雄市は、佐賀県の西部にある人口約52,000人の温泉都市で、平成18年3月1日に旧武雄市・山内町・北方町の1市2町が合併して誕生した。
地勢は、市の北端八幡岳に源をおく川古川、西の黒髪山から流れる松浦川で山内・武内・若木地区の盆地を形成し、また神六山に源をおく潮見川は六角川にそそぎ、川盆地をつくっている。
市の中央を東西に横切って流れる武雄川、武雄・朝日地区を流れる甘久川、朝日地区を縦断する高橋川も橘町北端で六角川に合流して武雄・北方地区の盆地を形成し、白石平野と連なり、土地は肥沃で市の穀倉地帯となっている。
○位置 東経130度1分、北緯33度11分
○東西19.4km、南北18.4km、面積195.44km2
○人口 50,699人、世帯数 16,674世帯
日 時:平成24年7月27日(金)15:00から16:45
場 所:佐賀県武雄市役所
視察内容:フェイスブック課について、有害鳥獣被害対策について
武雄市長 樋渡 啓祐
武雄市つながる部フェイスブック・シティ課 フェイスブック係長 山田 恭輔
武雄市営業部いのしし課いのしし係 江口 和義
武雄市議会事務局 事務局長 筒井 孝一
14:55 筒井事務局長あいさつ
近久代表あいさつ
研 修:フェイスブック・シティ課について
フェイスブックの活用について・・・山田係長
つながる武雄市というテーマで行政を行なっている。
武雄市は、積極的にIターンやUターンの職員を受け入れていて職員390人中22名がよそ者で
全国各地から集まってきている
色々なユニークな部署のネーミングがある
つながる部お結び課・・婚活を応援する部署などがある。
ネーミングで情報発信力がかわる、伊万里市では「婚活応援課」があるがインターネットでの検索件数では、武雄市の「お結び課」とは何十倍もの差が出てくる。
市のホームページを昨年8月1日に完全にフェイスブックに移行した。
武雄市内でも市長が武雄市内で一番のフェイスブックユーザーである。
武雄市のフェイスブックユーザーは現在で17,000件ある。
昨年、CRMベストプラクティス賞を受賞した。(本来は民間企業の優良情報発信に与えられる賞)
フェイスブックの視察研修にくる件数が多いので、5名以上で武雄市内での宿泊を条件にしている。
現在では、1ヶ月に約20回の視察研修を受けている。
担当者は、夜でも土曜日でもフェイスブックの対応をしている(公私一体となっている)
「つながる」というのをキーワードにして、今後も武雄市の発展に尽くしたい。
質疑応答
Q:ホームページへの書き込みに対しての対応は?
A:フェイスブック自体が、実名登録なのであまり心配はしていない。
Q:市の職員がスマートフォンを持っているのか?
A:スマートフォンは私物である。パソコンは職員1名1台である。
Q:市民の参加者は
A:市民だけを対象にしていない。きちんとした情報をはっきりと発信したい。
ICT寺子屋を行なっていて、市民のパソコンへの理解を進めている。
Q:市民等の質問に対しての返信が大変とは思うが?
A:以前のホームページよりは、フェイスブックが簡単である。
Q:市営図書館の運営を民間に委託したのは何故か?
A:納税者の利便性(開館時間等)を考えて、民間(TUTAYA)に委託した。
Q:フェイスブックで行政に対しての意見への返答の権限は?
A:職員に権限を渡しているので、自由に発言している。
Q:ホームページからフェイスブックに変更してのマイナス面は?
A:マイナス面は全く無い、アクセス数が爆発的に増加した。
Q:市民へ対しての情報発信方法は、フェイスブックだけか?
A:デジタル面はフェイスブックで、アナログ面は広報誌で広報・情報発信を行う。
有害鳥獣被害対策について・・・江口和義イノシシ係長
10年ほど前からイノシシによる被害が増加してきた。
農作物被害や土木被害も近年見受けられるようになった。
武雄市の鳥獣被害対策は地元の猟友会と協力し捕獲等をしている
年間約900頭の捕獲を目標に行なっている。
(17年度726頭、18年度1419頭、19年度797頭)
猟友会は佐賀県内で約100名いる
今年度は猪1頭捕獲に7000円 大きいイノシシ(40kg以上)なら+1000円で買取
イノシシ被害のマイナスを地域発展のプラスに変えるように、イノシシ課が創設された。
今後は、市・農協及び県関係機関の「イノシシ対策指導員」等によるイノシシ被害対策チームを
中心として、被害発生集落に対して、集落座談会等を利用した農家等への啓発(農地付近の藪払いや収穫残渣の排除等餌付け要因の撤去)、地域でまとまった効率的な防除、有害鳥獣駆除による捕獲等を総合的に行い、イノシシ被害の防止を図る。
また、捕獲したイノシシについては、加工処理を行うことで地域の資源としての活用を図る。
質疑応答
Q.箱ワナはどのくらい設置しているか?
A.国の補助金を利用して、約200箇所設置している。
Q.イノシシ課の職員数は
A.農林課と兼務で4人配置されている
Q.市の予算と、報奨金等は?
A.猟友会には鉄砲の弾代・保険代などが約120万円である。報奨金は1200万円程である。
Q.国へ申請すれば、100%補助金となるのか
A.申請する被害防止計画の内容や国のメニュー変更や、国の審査結果によって変動する。
Q.佐賀県には、鹿の被害はないのか・
A.佐賀県には鹿はいない、猿の被害が近年増えてきている。
吉野川市への反映
市の広報手段としてのフェイスブックの利活用は素晴らしいアイディアで、武雄市がパイオニアとなって今後全国の自治体等に広がって行くと思う。吉野川市でも、広報の1つの手段としてホームページだけでなく、フェイスブックやツイッターの利活用も検討すれば良いとは思う。
有害鳥獣被害対策については先進地の対策を教えて頂き勉強になった、吉野川市でも被害防止計画を立案して国の補助金等を利用できるように研究してはどうかと思う。
武雄市は、佐賀県の西部にある人口約52,000人の温泉都市で、平成18年3月1日に旧武雄市・山内町・北方町の1市2町が合併して誕生した。
地勢は、市の北端八幡岳に源をおく川古川、西の黒髪山から流れる松浦川で山内・武内・若木地区の盆地を形成し、また神六山に源をおく潮見川は六角川にそそぎ、川盆地をつくっている。
市の中央を東西に横切って流れる武雄川、武雄・朝日地区を流れる甘久川、朝日地区を縦断する高橋川も橘町北端で六角川に合流して武雄・北方地区の盆地を形成し、白石平野と連なり、土地は肥沃で市の穀倉地帯となっている。
○位置 東経130度1分、北緯33度11分
○東西19.4km、南北18.4km、面積195.44km2
○人口 50,699人、世帯数 16,674世帯
今後の予定
- 11月27日 俳句の会
- 11月29日 バレーボール練習
- 11月30日 近畿至誠会
- 12月1日 NPO法人江川エコフレンド定期清掃作業
- 12月1日 鴨島地区人権フェスティバル
他 96 件