12月議会からの付託を受けて常任委員会が開催されました。
議案は、「平成21年度会計補正予算について」でした。
すべて、原案通りの採決で決しました。
その他の議案で「AED(自動体外式除細動器)」について質問しました。
平成17年度、吉野川市PTA連合会会長を拝命していた時に役員の方から
「息子(高校生)の同級生が部活中に心臓発作で死亡した。告別式に参列し
たが親としてこれほど悲しいことはない、AEDがあったら助かったかも
しれない。吉野川市でも部活を行なっている中学校に配備出来ないか!」
との意見があったので、市長に要望すると「配備するのは良いが、誰が
AEDを使えるのか?それから始めて下さい」との答えでした。
すぐに、市PTA連合会の会員や社会体育の関係者に呼びかけて、中央広域
連合東消防署の皆様のご指導で、心肺蘇生術やAED使用法などの「普通
救急講習」を多数の方々に受講していただきました。
そして、平成18年1月に市内の各中学校へAEDの配備をしていただきま
した。(当時、県下でも中学校への配備は最初だったと思います)
それから、AEDの社会的な認知が始まり、国や県関係の施設にも配備され
るようになり、民間でも病院を始め不特定多数の方が出入りする施設にも
置かれる様になりました。
また、各地域での自主防災組織の結成と共に防災訓練での「普通救急講習」
の実施に伴ない「AED」の一般市民への周知も広がりをみせています。
しかし「AED」はバッテリーで稼動します。バッテリーや電極パッドには
使用期限や寿命があります。(製品によって差はありますが3年から5年)
AEDがあっても緊急時に正常に使用出来なくては意味がありません。
そこで、現在吉野川市内でのAEDの配備状況と点検状態を質問しました。
現在吉野川市内では、市役所・分庁・学校関係などを含めて35台の配備を
しているそうです(市関係の施設)。そして、昨年度から順にバッテリーや
消耗品の備品交換を行い、今後も点検期限をむかえる前に順次交換してゆくそうです。
また、AEDの設置状態については、国や県関係の公的な組織からの情報
は入手出来るが、民間施設の設置状態については調査が出来ないとの答えで
したので、
「市民とっては、自分の住居周辺のAEDの配備状態が判れば良いので
現在市の方で判る範囲の情報を、各自主防災組織が作成する「防災マップ」
に記載して行く。民間施設の調査は地元住民が調べてマップに記載すれば
より良い物が出来るのではないか。」と、再問すると防災局も協力するとの
返答だったので、今後各自主防災組織で地域のAEDの民間施設での設置
状況を調査して頂きたいと思います。
私の住む地域でも「西郷自主防災組織」がありますので今後、地域内の設置
状況の調査を行なおうと思います。
今後の予定
- 11月27日 俳句の会
- 11月29日 バレーボール練習
- 11月30日 近畿至誠会
- 12月1日 NPO法人江川エコフレンド定期清掃作業
- 12月1日 鴨島地区人権フェスティバル
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